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樹木医制度

よくある質問(Q&A)

よくある質問とそれに対する回答をまとめました。参考にしてください。

 

4.応募に際して

 

質問 過去に受験して不合格となり、再度受験することにしました。応募時に過去5年以内の受験票(原本)を添付すれば、様式2号「業務経歴証明書」に変えることができますが、受験票を紛失してしまいました。その場合は業務経歴証明書を再度提出しなければいけませんか?
答え

A4サイズ1枚以内で、受験票を紛失した旨のほか、「受験した年度」、受験当時の「名前」、「住所」、「電話番号」をご記入の上、添付してください。
ただし、いただいた情報で確認ができない場合は、提出を求める場合があります。

質問 過去に受験して不合格となり、再度受験することにしたのですが、その間に結婚して姓が変わり、受験票の名前と異なります。その場合は業務経歴証明書を再度提出しなければいけませんか?
答え

結婚前の姓と結婚後の姓がわかる証明書(免許証の表と裏面のコピー、戸籍抄本など)を添付してください。

質問 樹木医試験の受験者を対象とした講座やセミナーは行っていますか?
答え

樹木医試験の受験者を対象とした講習会や講座は行っておりません。

ただし、当センターでは、樹木に関する様々な講座・セミナー等(「樹木と緑化の総合技術講座」「自然再生セミナー」「松枯れ防除実践講座」)を実施しております(当センター主催の講座・研究会参照)。
受験者の中にはこれらの講座を勉強の一助として活用されている方もおられます。
また、全国に支部のある(一社)日本樹木医会では、過去の例ですが、独自に樹木医試験対策の勉強会を行っている支部もあるようです。詳しくはご自身のお住まいの都道府県の樹木医会支部にお問い合わせください(日本樹木医会ホームページ参照)。

質問 樹木医試験を受けたいのですが、どのような勉強をすればよいですか?
答え

試験に合格された樹木医の方々のお話から、以下に示す4つの書籍などを中心に勉強された方が多いようです。

 

1)樹木医研修受講者選抜試験問題集(日本樹木医会発行TEL.03-5319-7470)

過去の樹木医試験で出題された選択式問題をまとめたものですので、毎年どのような問題が出されたのかを知る上でも、ご自分の力試しにも、必ず目を通しておく必要があります。

 

2)論述式問題の解答例と解説(グリーン・エージ 日本緑化センター発行)

 令和 4年度分は No.591(2024年3月発刊号)に掲載しています。

 令和 5年度分は No.590(2024年1月発刊号)に掲載しています。

 ※今後、毎年1月発刊号にその年度の論述式問題の解説を掲載します。

 

3)グリーンエージオンラインアカデミー(GOA)

「課題に答える文章の書き方1 −樹木医試験の論述試験を例にして−」富樫 一巳/東京大学 名誉教授

(令和元年度 論述式問題の解説)

 

4)最新・樹木医の手引き(改訂4版)(日本緑化センター発行)

樹木医研修の際に参考として使用するものですので、まさに樹木医を目指す方々には必読の書といえるものです。選抜試験前に入手し、十分読み込んでおくとよいでしょう。

 

5)高等学校程度の生物の教科書 ・環境問題等に関する用語集(それぞれ各書店にて販売)

樹木医には幅広い知識が求められますので、その際の基本的な知識やプラスαを養うために、非常に効果的といえます。書店で何冊か手にとってみて、一番自分で使いやすいもので勉強すればよいでしょう。


いずれにしても、基本は過去問題集となりますので、過去問題集の解説をよく読み、内容を理解することが重要です。

また論述試験については、社説や新聞、樹木管理上の課題などが整理された文献等をよく読み、キーワードから文章をまとめる訓練を積むことも一つの勉強方法です。さらには、「文章の書き方」等の書籍を参考に、限られた文字数で、簡潔・明瞭に文章を作成する能力を養っておくことも重要です。

質問 選抜試験の内容はかならず「樹木医の手引き」から出題されるのですか?
答え

必ずしもそういうわけではありません。

「樹木医の手引き」は、樹木医に必要な知識・技術をまとめたものであって、試験問題の出題テキストではありません。

樹木医には幅広い知識が求められますので、近年の環境情勢や環境分野のキーワードについても、幅広く理解しておく必要があります。

質問 「樹木医」と「樹医」の違いは何ですか?
答え

「樹木医」制度は、平成3年より、林野庁の補助事業「ふるさとの樹保全対策事業」の発足を受けてはじまった日本緑化センターが認定を行う民間資格となります。
なお、樹木医制度は、平成8年2月に、農林水産省の「民間技能審査事業認定制度」の適用を受け、推奨すべき資格として農林水産大臣の認定事業となりました(国家資格ではありません)。しかしながら、平成12年度末に、農林水産省の「民間技能審査事業認定制度」自体が終了したことを受け、平成13年度からは当センターの民間資格となり、現在に至っております。これは、農林水産大臣認定から意図的に外されたということではなく、農林水産大臣認定の基準となっていた制度そのものが終了したことを受けて、当センターが認定する民間資格に移行したということです。
一方、「樹医」は、日本カルチャー協会が「樹医」を養成することを目的として行っている通信教育を主とする資格制度のことで、当センターの認定する「樹木医」とは全く別のものです。なお、当センターでは、樹医の認定状況や活動情報については一切情報を持っておりませんので、詳しくは「日本カルチャー協会」にお問い合わせください。

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