2.申請手続きの方法
補資格養成機関に登録された大学等を卒業(補資格養成機関登録年以降であること)した者で、各補資格養成機関が認定を受けた「分野別科目対応表」において、講義科目6分野以上14単位以上の履修があり、かつ実験・実習科目4分野4科目以上の履修があることを証明できることが条件となります。
認定手数料は6,000円です。
申請方法(認定条件の確認結果を成績証明書に残す(蛍光ペン等で各自チェック))が変更になりました。
携帯型認定証の発行を行います(希望者のみ)。発行手数料は3,000円です。
(1)対象者
1) | 補資格養成機関に認定・登録された大学等を令和4年3月に卒業した者およびそれ以前に卒業した者(ただし、平成16年度以降で当該大学等が補資格養成機関として登録を受けた年度以降)のうちで、申請に必要な科目を履修した者。※卒業見込者は対象外です |
2) | 補資格養成機関に在学したものの履修科目の一部が足りず、同補資格養成機関あるいは他の補資格養成機関において科目履修生となり、不足する分野の単位認定を受け、申請に必要な科目を全て履修した者(この場合、当初在籍していた補資格養成機関を卒業している必要があります)。 |
重要 補資格養成機関において、科目等履修生制度により、大学等に入学せずに科目履修生の立場で必要な科目を履修し、当該補資格養成機関の単位認定を受けた者の申請は、平成28年10月期申請をもって終了しました。 現在は、科目履修生として、申請に必要な科目の全てを履修した者の樹木医補資格の申請はできませんので注意してください。 これは、補の資格要件である、「補資格養成機関を卒業すること」を大前提かつ重要視しているためです(平成26年8月26日付け樹木医制度審議会決定事項)。 |
※令和3年3月卒業生〜令和5年3月卒業生における申請要件の緩和
今後、期限付きで申請要件を緩和します(期限付き)(令和4年4月20日更新)
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、申請に必要な実験実習科目4分野4科目以上の履修が困難となる学生が一定数生じる可能性があることを踏まえ、今後一定期間の期限付きで、令和3年3月卒業生〜令和5年3月卒業生を対象として、申請に必要な実験・実習科目の要件を緩和することとします。毎年
状況をみて延長の有無を判断します。
緩和要件
申請要件の緩和 | ![]() |
(2)認定・登録に必要な履修科目
補資格養成機関で認定を受けた「分野別科目対応表」において、講義科目6分野以上14単位以上の履修があり、かつ実験・実習科目4分野4科目以上の履修があること。
分野別科目対応表(各補資格養成機関が保管)
分野 | 講義科目 | 実験・実習科目 |
---|---|---|
樹木の分類 | ||
樹木の生態・生理 | ||
立地・土壌 | ||
植物病理 | ||
昆虫・動物 | ||
樹木医学 | ||
農薬科学 | ||
造園学 | ||
樹木医補総合 | ||
合計 | 上記分類において6分野14単位以上の履修があること | 上記分類において4分野4科目以上の履修があること |
- 複数の分野に配置される同一科目は、いずれか一つの分野でしかカウント(分野数単位数)できません。
- 認定・登録に必要な科目は、補資格養成機関に認定・登録された各大学等の「分野別科目対応表」を確認してください。「分野別科目対応表」の内容は、「認定大学一覧」にPDFで掲載しています。
不明な点は補資格養成機関として認定を受けた各大学等の担当学科または学務課・教務課にお問い合わせください。
(3)登録申請書の受付日程
認定申請書の受付は4月と10月の年2回とします。
令和4年度4月期の申請は3月1日より受付します。
申請スケジュール 毎年、下記の期間とします。
4月期 | 受付期間 3月1日〜4月15日(当日消印有効) |
認定日 4月1日(さかのぼっての認定となります) | |
10月期 | 受付期間 9月1日〜10月15日(当日消印有効) |
認定日 10月1日(さかのぼっての認定となります) |
(4)登録申請に必要な書類
認定を希望される方は、以下の書類等を(一財)日本緑化センターへ提出してください(郵送可)。
区分 | 書類 | 備考 |
---|---|---|
必須 | ①樹木医補認定申請書(様式第1号) | |
必須 | ②補資格養成機関が発行する履修科目名・取得単位数を明記した成績証明書 | ・成績台帳等は不可とします ・証明書の入手時に、成績証明書に履修科目が全て記載されているかをかならずご確認ください ・履修結果を蛍光ペン等で印をつけ、認定条件を満たしていることを必ず確認ください |
必須 | ③卒業を証明するもの | ・「卒業証書」の写し等でも可とします ・「卒業見込証明書」は不可です |
必須 | ④認定手数料の振込票又はその写し | ・ATMの利用明細票等でも可とします |
該当者 のみ |
⑤卒業研究が該当する分野の樹木医学研究に関する内容であることを記した指導教員の証明書 ※緩和要件に準じます。 | 「卒業研究」を実験・実習科目の1科目としてカウントする場合に必要です |
⑥インターンシップが該当する分野に関する内容であることを記した指導教員の証明書 | 「インターンシップ」を実験・実習科目の1科目としてカウントする場合に必要です | |
⑦インターンシップを受け入れる側の実習内容の証明書 | Eを提出する場合は必須です |
- 1 分野別科目対応表(該当年度)を参考に、成績証明書に蛍光ペン等で印をつけ、認定条件を確認したことを明らかにしてください。
- 2 補資格養成機関に在学したものの、履修科目の一部が足りず、同補資格養成機関あるいは他の補資格養成機関において不足する分野の単位等を履修し、申請に必要な科目を全て履修した者の場合は、当初在籍していた補資格養成機関か、あるいは不足分を履修した補資格養成機関のどちらかの卒業証明書(原本)を添付してください。
- 3 「卒業研究」、「インターンシップ」を実験・実習科目の取得単位として申請する場合は、各証明書(原本)が必要となります。 卒業研究については、申請要件の緩和に準じます。
ダウンロード
樹木医補資格認定申請の手引き | ![]() |
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樹木医補認定認定申請書(様式第1号) | ![]() |
![]() |
(5)認定手数料
認定手数料は一人当り6,000円です。
申請時に次の振込先に納入し、振込票(ATMの利用明細票等も可)又はその写しを申請書裏面左上部に貼り付けてください。
- 携帯型認定証をご希望の方は、認定手数料のほかに発行手数料3,000円を加算してお振込みください。
- 振込手数料は、申請者の負担にてお願いします。
- やむを得ず受付期間を過ぎてから手数料の入金を行う場合は、入金後に必ず氏名、入金日、振込種別(銀行振込または郵便振替)をメールまたはTEL、FAXにて連絡してください。連絡がない場合、入金の確認が取れず認定を受けられない可能性があります。
<認定手数料振込先 >
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- 申請後、認定条件を満たさず申請が認められない場合は、書類等の審査手数料2,000円(資格審査費・通信費・書類返送費等)と振込手数料(審査手数料を差引いた額の送金に必要な手数料)を差引いて返金します。
申請書を提出する前に、必ず認定に必要な分野数と単位・科目数を満たしているか確認して、その根拠を明らかにしてください。
(6)認定証の発送
審査に合格した方を樹木医補として認定し、樹木医補認定証を交付します。
発送予定:4月期申請は5月中旬頃、10月期申請は11月中旬頃
(7)その他
樹木医補資格の有効期限は特に定めていません。
(8)連絡先 ※2022年1月より新事務所に移転しました。
〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1-2-29 K,I,Hビル2階
(一財)日本緑化センター 樹木医係 藤井、野口 TEL.03-6457-5218/FAX.03-6457-5219