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2018年7月号 No.535号
特集:ポリネーター生息地の保全と創出を考える
昆虫や鳥などはポリネーターと呼ばれ、種子植物の花粉を運ぶ重要な働きを担います。顕花植物はポリネーターに依存し、わが国の農業にもたらすハチ類による送粉サービスの経済価値はおよそ4,700億円(耕種農業産出額の8.3%)に相当し、その7割は野生バチによると推定されています。近年、ポリネーターの生息環境が悪化しています。
表紙:ネモフィラの花粉を集めるミツバチ(写真提供:朝田くに子氏)
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目次
特集:ポリネーター生息地の保全と創出を考える
今日の課題・ポリネーターの生息地保全と花資源の重要性 | 北海道大学地球環境科学研究院 准教授 | 工藤 岳 |
ポリネーターの行動から迫る「正直な花色変化」の適応的意義 | 牧野 崇司 | |
ポリネーターの役割と生息環境の変化 | 玉川大学農学部先端食農学科/玉川大学ミツバチ科学研究センター 教授 | 中村 純 |
チョウの訪花学習性 | 近畿大学農学部 准教授 | 香取 郁夫 |
科学と政策のつながりから考えるポリネーターの保全と利用 | (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 | 滝 久智 |
ポリネーターガーデンの植栽と管理 蜜源ガーデンづくり5年間の成果と課題 | NPO法人 みつばち百花 代表 | 朝田 くに子 |
ミツバチの視点に立った持続可能な環境づくり | 長野県富士見高等学校 養蜂部「ハッチ・Bee・8」 |
連載・記事
草木に学ぶ里山の自然再生<95> 連載履歴 バンブルビーガーデン | (一財)日本緑化センター 主任研究員 | 麻生 嘉 |
トピック 全国ポリネーター戦略 | (一財)日本緑化センター 理事 | 瀧 邦夫 |
緑道<26> 連載履歴 高原の緑道 | 鳥取大学農学部 教授 | 日置 佳之 |
悠久の樹木<44> 連載履歴 瓜生山の樹木(京都市) | 京都樹木探検塾 | 橋本 恵 |
サクラと樹木医<2> 連載履歴 南信州の桜 | 南信州日本花の会 副会長 | 原 孝昭 |
樹木の価値をつなぐ<27> 連載履歴 美しい街並みの実現に向けて その1 | (株)日建設計 技術長 | 森山 明 |
現代の松原人<29> 連載履歴 幣の浜、半歩先の挑戦 −よりよい地域をめざして− | NPO里浜つなぎ隊 発起人 | 渡邊 美穂 |
緑地政策の周辺から<4> 連載履歴 地域活性化型特区制度による政策イノベーション | (一財)日本緑化センター 専務理事 | 浦田 啓充 |
先輩からのメッセージ<15> 連載履歴 林業と樹木医の関わり | 東京都森林組合 檜原事業所 所長/樹木医 | 竹内希美重 |
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