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2018年3月号 No.531号
特集:地域制緑地の役割と管理のあり方
特別緑地保全地区等の地域制緑地各制度は、それぞれの制度設計に応じて都市の緑の保全に一定の役割を果たしてきました。近年では、都市の縮退や都市農地の新たな位置づけなど、都市の土地利用の動向が変化してきています。また、指定後長年月が経過した地域制緑地では、民有緑地の管理の担い手の問題、公有地化された緑地の管理コストや利用のあり方等が課題になっています。
本号ではこれらの課題を踏まえ、地域制緑地の役割と管理のあり方について、論説と事例から考えます。
表紙:円海山周辺の緑地 (写真提供:横浜市環境創造局みどりアップ推進課)
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目次
特集:地域制緑地の役割と管理のあり方
今日の課題・地域制緑地の使命 規制からマネジメントへ | 東京農業大学名誉教授・ (一財)公園財団 理事長 |
蓑茂壽太郎 |
縮退する都市郊外における地域制緑地制度の活用と課題 | 筑波大学システム情報系 教授 | 村上 暁信 |
緑の基本計画におけるわが国の地域制緑地制度の役割と機能 | 東京農業大学地域環境科学部 准教授 | 阿部 伸太 |
地域制緑地を構成する森林の利用・管理のあり方 | 京都大学大学院地球環境学堂 准教授 | 深町加津枝 |
全国の地域制緑地の動向 ―実績調査から― | (一財)日本緑化センター 緑化事業部長 | 松 正彦 |
六甲山森林整備戦略における民有緑地への取組支援について | 神戸市建設局 | 松岡 達郎 |
豊中のヒメボタルと保全活動−春日町ヒメボタル特別緑地保全地区− | 豊中市環境部 | |
鎌倉市における地域制緑地指定の経緯・現状・課題 | 鎌倉市 都市調整部都市調整課長 古賀 久貴 ・まちづくり景観部みどり課長 永井 淳一 |
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円海山周辺の緑地の保全管理計画 横浜市の緑地管理の取組事例 | 横浜市環境創造局 みどりアップ推進部みどりアップ推進課 担当係長 | 道場 守里 |
連載・記事
草木に学ぶ里山の自然再生<91> 連載履歴 拝む蝿 |
(一財)日本緑化センター 主任研究員 | 麻生 嘉 |
人と環境<20> 連載履歴 植物が緑化する仕組み |
東京大学総合文化研究科 助教 | 小林 康一 |
自然再生事例<54> 連載履歴 国営越後丘陵公園「花の水辺区整備」−雪国越後の里山を復元− |
(株)SKプランニング | 大橋 忠弘 |
悠久の樹木<42> 連載履歴 古賀の「らかんまき」(長崎県) |
長崎県樹木医会 | 久保田健一 |
現代の松原人<27> 連載履歴 平成の栗田定之丞たち |
NPO法人松林・あらや 副理事長 | 赤沼 侃 |
樹木の価値をつなぐ<25> 連載履歴 諸国緑化景観見聞録その15−花がつなぐ日本と中国− |
(株)日建設計 技術長 | 森山 明 |
先輩からのメッセージ<11> 連載履歴 故郷への感謝と"第二の原風景"にかける想い |
アゴラ造園(株) | 村田 千尋 |
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