HOME >都市環境緑化推進研究会 > 第38回
本研究会は、「都市緑化月間」協賛行事として開催するもので、毎年テーマを設けて学識者による講演を行っています。
平成27年度は、10月22日(木)に石垣記念ホール(東京都港区)において、「新時代の道路緑化のあり方を考える」をテーマに開催しました。
グリーン・エージ2015年10月号では、ご講演をいただく先生方からご寄稿をいただき、本研究会のテキストとして配布しました。→ グリーン・エージ2015年10月号目次
第38回「新時代の道路緑化のあり方を考える」
平成27年3月31日、国土交通省が策定した「道路緑化技術基準」が、昭和63年以来四半世紀振りに改正されました。
改正において道路緑化は、街路樹の大径化・老齢化等を背景に、「植栽の健全な育成」とともに「道路交通の安全の確保」により重点が置かれ、道路交通機能の確保を前提にしつつ、緑化に求められる機能を総合的に発揮させ、「道路空間や地域の価値向上」に資するよう努めることとされました。
また、5年後の2020年には、オリンピック・パラリンピックが東京において開催されます。大会では、マラソンをはじめとして、多くの競技が盛夏の道路空間を利用して行われます。道路緑化は、快適な競技環境を提供するとともに、開催都市東京の緑豊かで持続可能な環境を担うものとして、世界にアピールする好機ともなり得ます。
本研究会では、これらの時代背景の下、改正された基準の普及を図るとともに、これに沿った新時代の道路緑化のあり方について、研究会に参加された皆様のご意見を拝聴・集約し、情報を発信することにより、より望ましい道路緑化の推進に資することを期待するものです。
テーマ | 新時代の道路緑化のあり方を考える |
---|---|
日 時 | 平成27年10月22日(木)13:00〜17:00 ※終了しました |
場 所 | 石垣記念ホール アクセス(PDF122KB) |
参 加 | 3,000円(グリーン・エージ10月号を含む/税込・当日現金にて受付時にお支払いください) |
主 催 | 一般財団法人日本緑化センター |
プログラム
講演「道路緑化の意義と今後への期待と課題」 藤井英二郎 氏 千葉大学大学院園芸学研究科 教授 |
講演「道路緑化技術基準の改正について」 国土交通省道路局環境安全課 |
パネルディスカッション |
ちらしの拡大(PDF)