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2021年3月号 No.567号
特集:都市緑化の意義と普及を考える
都市の緑化は、人が住み・集い、または働く空間を美的及び快適にという修景緑化等の観点から発展してきました。 また、参加する人々が緑を通じて楽しみながらつながるコミュニケーション活動や、これらを通じた地域づくりという側面も大切です。
本号では、このような都市緑化の側面を捉え、新型コロナ対策やグリーンインフラの推進により都市の緑の役割が見直されていることも踏まえ、都市住民一人一人が都市緑化の今日的な意義の理解を深め参加していくための取組における課題・展望等について、論説と事例から考えます。
表紙:HANA・BIYORI(東京都稲城市)/写真提供 ㈱よみうりランド
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目次
特集:都市緑化の意義と普及を考える
- 今日の課題:都市緑化の意義と普及促進―コロナ禍の下での家庭園芸普及への取組を例にして―/(公社)日本家庭園芸普及協会 専務理事 前田 博
- 都市緑化の意義 ―「花と緑によるまちづくりの展望」― /神戸国際大学 国際文化ビジネス・観光学科 教授 白砂 伸夫
- 都市緑化推進施策の現状と展望/国土交通省都市局 公園緑地・景観課 国際緑地環境対策官 小酒井 淑乃
- 街角でガーデニングする ―趣味の園芸「まちをニワに」を制作して―/NHKエデュケーショナル プロデューサー 大橋 浩介
- i-Treeの日本における活用と普及方策/米国農務省Forest Service/The Davey Tree Expert Company 平林 聡
- 横浜市の緑化推進施策 ―地域緑のまちづくり事業―/横浜市 環境創造局 みどりアップ推進部 みどりアップ推進課
- (一財)沖縄美ら島財団による都市緑化の取組/(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター 阿部 篤志
- 「あわじ緑花スタイル」と「淡路花博20周年記念 花みどりフェア」/兵庫県淡路県民局洲本土木事務所 まちづくり建築課 課長 一橋 知樹
兵庫県公園緑地課 特定プロジェクト班 班長(淡路花博20周年記念事業事務局 調整第1課長) 新家 清輝 - 「フラワーパーク」の特色と役割/(一財)日本緑化センター 髙松 正彦
連載・記事 過去の連載一覧はこちら
- 人と環境<32> 縄文時代の植物利用にみる縄文人の知恵/東京大学 総合研究博物館 特任研究員 佐々木 由香
- 緑道<44>古都を廻る緑道 ―京都一周トレイル―/鳥取大学 農学部 教授 日置 佳之
- アホガミ様とぴかったん<24>タラヨウのメッセージ/樹木医・森林インストラクター、NPO法人 樹木生態研究会 副代表 岩谷 美苗
- フランスからのペイザージュ便り<18>パリ大都市圏構想《グラン・パリ》の発見/フランス国立高等研究実習院 博士研究員/シエル・ペイザージュ 代表 水真 洋子