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2020年8月号 No.560号
特集:地域の産業や社会経済活動と結び付く自然再生を考える
自然再生の方向性の一つに、地域の産業と連携した取組が掲げられています。全国には地域の産業と連携して自然再生を推進することで、持続的、効果的に進めている事例がみられます。
それらは地域の産業や社会経済活動と自然再生を関連づけ、これまで見られない主体との連携等により、地域社会の活性化につなげています。
本号では、地域の産業や社会経済活動と結び付く自然再生を考えます。
表紙:湖中水田「権座」から、収穫したお米(稲籾)を田舟で運搬する光景(滋賀県近江八幡市)
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目次
特集:地域の産業や社会経済活動と結び付く自然再生を考える
今日の課題:地域産業や社会経済活動を支える自然の保全と再生 | 和歌山大学 システム工学部 教授 養父 志乃夫 |
地域産業と連携したワイズユースの検討 −釧路湿原を事例として− | 釧路公立大学 地域経済研究センター長・教授 中村 研二 |
高安の里の自然再生と地場産業の共生 | 大阪経済法科大学教養部 客員教授/NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会 代表 加納 義彦 |
すばらしい風景が農業を守る「水郷を活かした農の里づくり」 | 権座・水郷を守り育てる会 事務局長 大西 實 |
海の恵みが人をつなぐ −海の恵みで元気な地域をつくる企業を目指す− | 企業組合こもねっと 事務局長 清家 裕二 |
酒都西条の山と水を育む活動 | 福山大学グリーンサイエンス研究センター 客員教授 中越 信和 |
アブラギリを活かす若狭の里山創造(小浜市) | NPO法人 WACおばま/NPO法人 若狭くらしに水舎 中嶌 阿児 |
連載・記事 過去の連載一覧
緑道<42> 昭和後期の歩行者空間に関する書籍 |
鳥取大学 農学部 教授 日置 佳之 |
フランスからのペイザージュ便り<14> アフターコロナ時代におけるペイザジストの可能性3 ペイザジスト ロマン・クアヌ氏の見解 庭・菜園で社会を豊かに!「食せる街」政策 |
フランス国立高等研究実習院 博士研究員/シエル・ペイザージュ 代表 水真 洋子 |
自然再生事例<64> 石鎚山系の希少野生植物の保全を目指して |
愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会 会長 仙波 元衛 |
人と環境<28> 在来タンポポは駆逐されるのか? |
たんぽぽ工房 代表/東京造形大学 非常勤講師 保谷 彰彦 |
アホガミ様とぴかったん<18> 冬虫夏草おにぎり |
樹木医・森林インストラクター・NPO法人 樹木生態研究会 副代表 岩谷 美苗 |
昆虫たちからみた里山の再生<12> ムシを楽しむ −スケッチしてみませんか?− |
(株)地域環境計画 大阪支社 生物多様性推進室 中西 奈津美 |
最終回 樹木の価値をつなぐ<36> みどりを扱う生業の魅力 −コロナ後の社会へ向けて− |
(株)日建設計 技術長 森山 明 |
現代の松原人<36> 山梨県甲州市「塩の山」のアカマツ林 |
塩の山赤松を守る会 会長 岡 武男 |
緑地政策の周辺から<21> 都市の樹木保護制度とその進展 |
(一財)日本緑化センター 参与 浦田 啓充 |
トピック COVID-19時代における 野生植物と人々の目に見えない貿易 |
(一財)日本緑化センター 理事 瀧 邦夫 |
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