HOME > 機関誌・技術図書 > グリーン・エージ > バックナンバー > 2019年4月号
2019年4月号 No.544号
特集:木質バイオマスを利用する持続的な森林活用を考える
木材チップや木質ペレットの形でエネルギー利用された間伐材・林地残材等の量は年々増加しており、2016年には433万㎥(前年比61%増)となっています。 しかし、現在の間伐材・林地残材等の年間発生量は約800万トンであり、これに対する利用率は約9%と低位にあります。
本号では、木質バイオマス利用の現状、問題点、森林の持続的活用の課題を解説します。
表紙:真庭市のバイオマス発電(写真提供:真庭市)
|
目次
特集:木質バイオマスを利用する持続的な森林活用を考える
今日の課題:木質バイオマス利用による持続的森林経営 | (一社)日本木質バイオマスエネルギー協会 会長 酒井 秀夫 |
持続可能な地域社会の形成と木質バイオマスの未来 | 岩手大学農学部森林科学科 准教授 伊藤 幸男 |
木質バイオマスの現状と今後の方向−日本の森林とエネルギー利用の促進− | (一社)日本木質バイオマスエネルギー協会 専務理事 小禄 直幸 |
木質バイオマスのエネルギー利用の現状と今後 | 林野庁 木材利用課長 長野 麻子 |
バイオマスエネルギーの現状と課題 | 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 菊島 大二郎 |
木質バイオマス発電事業の経済性確保に資する研究成果の概要 | 森林総合研究所 久保山裕史・西園朋広・山田毅・佐々木達也・横田康裕 |
木質バイオマス資源作物としてのヤナギ栽培の実用化 | 森林総合研究所 植物生態研究領域 物質生産研究室長 韓 慶民 |
木質バイオマスで持続可能な森林・地域をつくる | 真庭市 林業・バイオマス産業課 |
連載・記事
アホガミ様とぴかったん〜ひらめきと衝動の日々<3> お花嗅ぎ 連載履歴 |
樹木医・森林インストラクター 岩谷 美苗 |
緑道<33> 連載履歴 景観パターンと緑道計画 |
鳥取大学農学部 教授 日置 佳之 |
アジアンランドスケープへの模索<13> 連載履歴 総括(その1) アジアの緑空間・水空間・道空間 |
増田 元邦 |
緑地政策の周辺から<12> 連載履歴 太陽光発電施設の立地規制と分権政策法務 |
(一財)日本緑化センター 専務理事 浦田 啓充 |
<トピック> |
林野庁 林政部林政課 |
日本緑化センター 平成31年度事業計画 概要 |
|
2019年度に開催する試験・講座のご案内 |
本誌掲載写真をカラーで掲載しています → フォトギャラリー
本誌掲載記事で参照しているウェブサイトの一覧を掲載しています → リンクギャラリー