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2018年12月号 No.540号
特集:樹木を保全するステークホルダーの情報共有を考える
樹木の保全に関わるステークホルダーには、所有者(管理者)、住民、NPO、樹木医、研究者などがいます。
「樹木医動向アンケート」(2016年)による樹木医の課題のひとつは、樹木医と研究者の情報共有でした。
本号では、関係者間における情報共有の必要性、課題を明らかにし、望ましい情報共有の姿を解説します。
表紙:日比谷公園の「首賭けイチョウ」
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目次
特集:樹木を保全するステークホルダーの情報共有を考える
今日の課題:樹木保全に関わる情報共有の進め方 | (一社)日本樹木医会 会長 小河 誠司 |
伝統的樹木保護技術の検証と継承に向けた情報共有の進め方 | 樹木医 小林 明 |
倒木による樹木、文化財建造物保護に向けた情報共有 | NPO法人 関西木造住文化研究会 |
『天然記念物(樹木)観察マニュアル』の策定と活用 | 静岡県教育委員会文化財保護課 文化財管理班 |
ふるさとの杜の保全に向けた情報 | 東京樹木医会 会長 椎名 豊勝 |
連載・記事
<特別論文> 文化財としての大樹を現代社会にいかに生かしてゆくか |
東京農業大学 准教授 粟野 隆 |
<トピック> ITを利用したこれからの緑地情報管理 |
Pacific Spatial Solutions(株) 八十島 裕 |
<トピック> 『庄内海岸松原再生計画 2018年改訂版』の策定にあたって |
山形大学農学部 准教授 菊池 俊一 東北公益文科大学 教授 呉 尚浩 |
草木に学ぶ里山の自然再生<99> 連載履歴 櫨畑の草原 |
(一財)日本緑化センター 主任研究員 麻生 嘉 |
緑道<29> 連載履歴 緑道の概念再整理 |
鳥取大学農学部 教授 日置 佳之 |
緑地政策の周辺から<8> 連載履歴 ジャワの特徴的な緑地空間 |
(一財)日本緑化センター 専務理事 浦田 啓充 |
平成30年度「樹木医」認定者決まる |
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平成30年度「松保護士」認定者決まる |
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