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2018年5月号 No.533号
特集:植物の環境ストレスを考える
植物にとって環境ストレスとなる要因は、高温、低温、強光、暗黒、乾燥、降雨、塩など多様です。植物の生育は、いかにストレスを乗り越えるかに依存し、農業生産性の向上、砂漠緑化、都市緑化による環境改善には、植物のストレス応答の理解が必要となります。
本号では、植物"体内時計"の働き、環境ストレスの種類と対応、樹木の耐塩性、耐水性、耐乾性の仕組みについて解説します。
表紙:ラクウショウの気根(新宿御苑/東京都)
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目次
特集:植物の環境ストレスを考える
今日の課題・植物のストレス応答機構を解明する意義 | 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター シニア研究員 | 佐治 光 |
植物がもつ「体内時計」と環境センシング | 奈良先端科学技術大学院大学 教授 | 遠藤 求 |
都市の環境ストレスと樹木の反応 | 信州大学農学部 助手 | 田中(小田) あゆみ |
塩害と耐塩性のメカニズム | 森林研究・整備機構 森林総合研究所 樹木分子遺伝研究領域 チーム長 | 横田 智 |
過湿環境に生育する樹木の耐性とその仕組み | 元鳥取大学農学部 教授 | 山本 福壽 |
樹木の木部通水機能にもとづく耐乾性の仕組み | 岡山大学大学院環境生命科学研究科 准教授 | 三木 直子 |
連載・記事
人と環境<21> 連載履歴 緑の地球を支える糖脂質 |
大阪府立大学・高等教育推進機構 准教授 | 小林 康一 |
緑道<24> 連載履歴 ニュージーランドの小都市近郊の自然歩道 |
鳥取大学 農学部 教授 | 日置 佳之 |
樹木の価値をつなぐ<26> 連載履歴 自然の恵みを活かす人々の島 台湾 |
(株)日建設計 技術長 | 森山 明 |
緑地政策の周辺から<2> 連載履歴 立地適正化計画と市街地の外側の土地利用 |
(一財)日本緑化センター 専務理事 | 浦田 啓充 |
アジアンランドスケープへの模索<9> 連載履歴 マニラ編(その1) 都市の歴史と文化― |
増田 元邦 | |
草木に学ぶ里山の自然再生<93> 連載履歴 田打ち草 |
(一財)日本緑化センター 主任研究員 | 麻生 嘉 |
平成30年度 国土交通省 公園緑地・景観等関係予算の概要 |
国土交通省 都市局 公園緑地・景観課 | |
平成30年度 環境省予算の概要 |
環境省 自然環境局 | |
2018年度「高田松原」再生植樹祭 開催される |
(一財)日本緑化センター 企画広報部 | |
先輩からのメッセージ<13> 連載履歴 私にとって自然再生士とは |
西武造園(株)/自然再生士 | 河野 勝 |
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