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2018年4月号 No.532号
特集:水辺の再生と利用を考える
水辺は森林域、河川流域、都市域、沿岸域に広範囲に立地し、地域の自然環境や社会・生活環境の保全に重要な役割を担っています。
本号では、淡水生態系の劣化と保全戦略、流域一環の水辺環境修復の重要性を明らかにするとともに、広域連携による河川流域協議会の活動、里海づくりの現状と事例を通して水辺の再生と利用を考えます。
表紙:国指定名勝「檜木内川堤(サクラ)」(秋田県仙北市) (写真提供:黒坂 登 氏)
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目次
特集:水辺の再生と利用を考える
今日の課題・水辺の保全と再生―保全戦略の必要性とその実現 | 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター フェロー/琵琶湖分室 リサーチコーディネーター | 高村 典子 |
流域生態系のつながりと水辺域の再生 | 北海道大学大学院 農学研究院 教授 | 中村 太士 |
手賀沼・手賀川を活かした広域連携の取組 | 我孫子市企画財政部企画課 課長補佐 | 嶋田 繁 |
桂川・相模川流域協議会のめざすもの | 桂川・相模川流域協議会 山梨県事務局・神奈川県事務局 | |
「里海づくり」の現状と課題 | 広島大学名誉教授 | 松田 治 |
御食国を支える里海・里山 | 志摩市政策推進部 里海推進室長 | 浦中 秀人 |
連載・記事
新連載 サクラと樹木医<1> 桜の保全と樹木医 |
(公財)日本花の会 | 和田 博幸 |
新連載 緑地政策の周辺から<1> 交付金物語〜地方創生推進交付金の成立過程の考察 |
(一財)日本緑化センター 専務理事 | 浦田 啓充 |
樹木医学からみた樹種特性<10> 連載履歴 樹種別解説―ブナ― |
NPO法人 樹木生態研究会 代表理事 | 堀 大才 |
草木に学ぶ里山の自然再生<92> 連載履歴 草黄色の苦い良薬 |
(一財)日本緑化センター 主任研究員 | 麻生 嘉 |
緑道<23> 連載履歴 ニュージーランドの保護区の自然歩道 |
鳥取大学 農学部 教授 | 日置 佳之 |
先輩からのメッセージ<12> 連載履歴 樹木医として |
東邦レオ(株)Green×Town事業部 /樹木医 |
中谷美紗子 |
平成30年度 林野庁予算の概要 |
林野庁林政課 | |
日本緑化センター 平成30年度事業計画 概要 |
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