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2018年2月号 No.530号
特集:環境に貢献する農の役割を考える
農地の多面的機能には、洪水を防ぐ、地下水をつくる、生きもののすみかになる、癒しや安らぎをもたらす、体験学習と教育などが挙げられます。土地と水に依存する農業は地域の環境に密接な影響を及ぼし、農には人や生きものにとって良好な環境を創り出す力が備わっています。
本号では、自然再生、グリーンインフラストラクチャー、環境教育、健康長寿社会における農の意義と役割を解説します。
表紙:静岡県梅ケ島大代地区(撮影:静岡大学農学部准教授 逢坂興宏)
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目次
特集:環境に貢献する農の役割を考える
今日の課題 「農」は総合知 ホーリスティック・アグリカルチュア | 福井県立大学長/東京農業大学名誉教授 | 進士五十八 |
自然再生における農の役割と課題 | 東京農業大学 地域環境科学部 教授 | 武生 雅明 |
グリーンインフラストラクチャーとしての農の意義と役割 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 副主任研究員 | 森口 洋充 |
環境教育における農村の意義と役割 | 静岡大学 農学部 教授 | 鳥山 優 |
健康長寿社会における農の活動の意義 | 愛知県立大学 教育福祉学部 准教授 | 松宮 朝 |
連載・記事
自然再生事例<53> 連載履歴 龍が見守る保全活動 |
NPO法人 エコ.エコ | 加倉井範子 |
人と環境<19> 連載履歴 国際的な環境認証とエコラベル |
鳥取大学 地域学部 准教授 | 大元 鈴子 |
緑道<22> 連載履歴 天井川の緑道 |
鳥取大学 農学部 教授 | 日置 佳之 |
世界の植物園をめぐる<7> 連載履歴 イタリアの植物園事情 |
(一財)日本緑化センター 理事 | 瀧 邦夫 |
悠久の樹木<41> 連載履歴 1000有余年の歴史のカキ「保木脇の蜂屋柿」(岐阜県) |
樹木医 | 石垣 和義 |
樹木医学からみた樹種特性<9> 連載履歴 ミズナラ |
NPO法人 樹木生態研究会 代表理事 | 堀 大才 |
草木に学ぶ里山の自然再生<90> 連載履歴 草木塔 |
(一財)日本緑化センター 主任研究員 | 麻生 嘉 |
<コラム> コラム 日本の桜よ、ハワイで咲け! |
高知県立牧野植物園 学芸員/樹木医 | 藤井 聖子 |
<コラム> コラム 都市の緑地保全制度の活用状況から |
(一財)日本緑化センター 専務理事 | 浦田 啓充 |
先輩からのメッセージ<10> 連載履歴 自然再生士とランドスケープアーキテクト |
景域計画 (株)/自然再生士 | 八色 宏昌 |
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