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2016年2月号 No.506号
特集・官民連携による緑のまちづくり
成熟した都市において、緑化の推進により良好な環境を形成していくには、道路・公園や公共建築物敷地等の公共公益施設の緑化では不十分です。一方、民間ベースにおいても地域住民や企業による緑化を通じたまちづくりへの貢献の機運が高まっています。そこで本号では、質の高い都市環境の形成に資することを目的として、官民連携による緑のまちづくりについて考えます。
表紙:都心の憩い空間:東京丸の内の一号館広場(写真提供:三菱地所設計)
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目次
特集・官民連携による緑のまちづくり
今日の課題/参画・連携による緑のまちづくり 公園の新たな可能性を切り開く時代へ | 千葉大学大学院園芸学研究科 教授 | 池邊このみ |
市民参画と協働による緑のまちづくりの展開 | 千葉大学大学院園芸学研究科 准教授 | 柳井 重人 |
エリアマネジメントと公園緑地 | 京都大学経営管理大学院 特定教授 | 御手洗 潤 |
東京臨海副都心の花と緑のまちづくり | 一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会 環境プロジェクトリーダー | 鈴木 和博 |
大手町・丸の内・有楽町地区で進む緑の集積と連携 | 株式会社三菱地所設計 ランドスケープ設計室 | 植田 直樹 |
近江八幡市の風景づくりにおける官民連携 | 近江八幡市都市産業部都市計画課 主事 | 大崎 智也 |
連載・記事
緑道<5> ムスカウ公園とその周辺の緑道 |
鳥取大学農学部 教授 | 日置 佳之 |
生きもの日誌<34> コマドリ−なかなか会えない森の歌い手− |
国立研究開発法人 森林総合研究所関西支所 主任研究員 | 関 伸一 |
樹木が刻む悠久の時<25> 斗蔵山のウラジロガシ林(宮城県) |
宮城植物の会 副会長 | 滝口 政彦 |
現代の松原人<17> 「浜山の松」を守ろう!(島根県) |
樹木医・松保護士 | 槙野浩二朗 |
人と環境<10> ロンドンと東京のウラギク |
明治大学農学部応用植物生態学研究室(シチズンサイエンスチーム)教授 | 倉本 宣 |
自然再生事例<39> 価値創造による自然再生・霞ヶ浦アサザプロジェクト |
認定NPO法人アサザ基金 代表理事 | 飯島 博 |
草木に学ぶ里山の自然再生<69> ヤマブドウとあば漬け |
一般財団法人日本緑化センター 主任研究員 | 麻生 嘉 |
○お詫びと訂正
「大手町・丸の内・有楽町地区で進む緑の集積と連携」(植田直樹氏)の記事に誤りがありました。
お詫びして訂正いたします。
p.21 本文左ブロック 下から4行目 「仮囲いの左側の1/2は2017年に完成予定である」
誤 2017年 正 2016年
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