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2015年8月号 No.500号
グリーン・エージは、2015年8月号をもちまして、通巻第500号を迎えることができました。 |
特集・自然再生推進の現状と課題
生物多様性の推進を目指した自然再生は、その対象が自然地象や不確実性の高い生物であることから、多くの課題が想定されます。 本号においては、自然再生の望ましい展開の方向性の確認を行うとともに、今全国で取組がなされている自然再生の事例紹介を行うことにより、現状における課題のいくつかを検証してみます。
表紙:霧の苔樹(山梨県) (撮影:写真家・佐藤岳彦)
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目次
特集・自然再生推進の現状と課題
今日の課題・自然再生の推進による生物多様性の確保 | 環境省 自然環境局 局長 | 塚本瑞天 |
広域緑地のネットワークと生物多様性、そしてランドスケープ領域の水平展開 | 東京都市大学環境学部 教授・岐阜県立森林文化アカデミー 学長、名古屋環境大学 学長・愛知学院大学経済学部 特任教授 | 涌井史郎 |
海洋生態系の現状とサンゴ礁の再生における課題 | 環境省 自然環境局 自然環境計画課 | 柳谷牧子 |
半自然草原の創出と現状の課題―国営公園における事例― | 日本緑化センター 主任研究員 | 麻生嘉 |
自然再生における市民参加の役割と課題 | 千葉大学園芸学研究科緑地環境学コース 助教 | 近江慶光 |
大手町の森〜都市に自然環境を再生 | 東京建物(株)都市開発事業部 課長 | 若林典生 |
大成建設(株) 環境デザイン室 室長 | 山下剛史 | |
地域性植物の現状 | (一社)日本植木協会地域性植物適用委員会 委員長 | 國忠征美 |
連載・記事
トピックス 地域性苗木の生産動向 |
日本緑化センター 企画広報部長 | 瀧 邦夫 |
生きもの日誌<28> スズメバチと"偽スズメバチ"−生きもののつながりの不思議− |
神奈川県立生命の星・地球博物館 名誉館員 | 高桑正敏 |
フランスからのペイサージュ便り<5> 王の菜園 |
アントワン・ジャコブソン/水真洋子(訳) | |
樹木の価値をつなぐ<14> 諸国緑化景観見聞録その4−江南の景観づくり− |
(株)日建設計 技術長 | 森山明 |
自然再生事例<34> 山門水源の森での自然再生の取組 |
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会 事務局長 | 橋本勘 |
特別寄稿 「グリーン・エージ」へ、ほんとうの「みどり」の意味を考える |
東京農業大学名誉教授・元学長 | 進士五十八 |
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