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2015年3月号 No.495号
特集・五感を通して植物と人の関係を考える
27万もの種類が知られる陸上植物の中には、人の五感に働きかける豊富な特性を有する植物が多数存在します。本号では、主に人の味覚、嗅覚、視覚に働きかける植物の特性に注目した取り組みについて、現状と課題、環境教育や緑地づくりへの応用を考えます。
表紙:行事型森のようちえんでの朝の会の一コマ(写真提供:今村光章)
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目次
特集・五感を通して植物と人の関係を考える
今日の課題 五感を通して植物とつながる意義 |
広島国際大学 感性デザイン学教育研究室 教授・神経内科医 | 吉長 成恭 |
味覚修飾植物体験を用いた味覚教育 | 日本福祉大学 健康科学研究所 客員研究所員 |
島村 光治 |
植物の香りが織りなす生物間コミュニケーション |
東京理科大学 基礎工学部生物工学科 准教授 | 有村 源一郎 |
植物の生理的リラックス・生体調整効果 | 千葉大学環境健康フィールド科学センター | 宮崎 良文、 池井 晴美、 宋チョロン、 五十嵐 美穂 |
五感で楽しむ植物を活用した展示と学習支援 | 国立科学博物館 植物研究部 | 堤 千絵 |
行事型森のようちえんの魅力 | ぎふ☆森のようちえん代表 (岐阜大学教授) |
今村光章 |
ヒーリングガーデンの生み出すエネルギー | 日本緑化センター 企画広報部長 | 瀧 邦夫 |
連載・記事
人と環境<7> 南極から地球環境変動を探る |
東北大学名誉教授 | 福西 浩 |
未知しるべ<7> 働かないアリはなぜいるのか? |
北海道大学大学院農学研究院生物生態・体系学分野 准教授 | 長谷川英祐 |
現代の松原人<12> はかた「夢松原」の挑戦 |
NPO法人はかた夢松原の会 理事長 | 礒谷慶子 |
生きもの日誌<23> ニホントカゲ−闘争する雄と卵を守る雌− |
兵庫県立大学 教授・兵庫県立人と自然の博物館 研究部長 | 太田英利 |
<最終回> 樹木医の岡目八木<12> 樹齢、そして樹霊 |
樹木文化研究所 樹木医・科学ジャーナリスト | 持丸和朗 |
悠久の樹木<20> オオシマザクラ−市民が護った広町緑地のシンボルツリー(神奈川県)悠久の樹木とは? |
日本樹木医会神奈川県支部 支部長 | 有賀一郎 |
自然再生事例<30> 三方五湖自然再生協議会による自然再生の取り組み |
福井県里山里海湖研究所 研究員 | 石井 潤 |
草木に学ぶ里山の自然再生<60> 微地形と植生 |
(一財)日本緑化センター研究員 | 麻生 嘉 |
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