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2014年10月号 No.490号
特集・東京オリンピック・パラリンピックを契機とした都市の緑の環境整備
2020年に開催される大会は、世界一の都市集積を持つ東京を、未来に向けて多様性のある緑豊かで持続可能な環境都市にしていく絶好の契機です。ランドスケープ技術を活用し、臨海部の会場施設やマラソンコースなどの空間の環境整備を通じて、環境都市東京を実現させる取り組みが始まろうとしています。
本号では、大会の成功に貢献しつつ次世代につながる東京の緑の環境整備のあり方について考えます。
表紙:大都市東京の真中にある明治神宮の森
(写真提供:明治神宮、撮影:佐藤岳彦)
目次
−特集・東京オリンピック・パラリンピックを契機とした都市の緑の環境整備−
- 今日の課題・'20 オリンピック・パラリンピック開催都市に期待される緑化 / 明治大学農学部 教授 輿水 肇
- 自然と共生するオリンピック・パラリンピック開催に向けて /(公財)日本自然保護協会 理事長 亀山 章
- ランドスケープ・ダイバーシティ・TOKYO / 東京農業大学名誉教授 進士五十八
- 成熟都市・東京とランドスケープイニシアティブ
- /(一社)ランドスケープアーキテクト連盟 会長・(一財)公園財団 理事長 蓑茂壽太郎
- 東京オリンピック・パラリンピック開催の意義と意味 / 東京都市大学 環境学部 教授 涌井史郎
- 「TOKYO GREEN 2020」推進会議ランドスケープ行動宣言(案)について
- /「TOKYO GREEN 2020」推進会議
- 2020 年東京オリンピック・パラリンピック会場、施設計画のあらまし
- / 東京都オリンピック・パラリンピック準備局 澤崎 道男
−連載・記事−
- 人と環境<3> 沿岸生態系における藻場の生態的役割(下)/ 東京大学大気海洋研究所 准教授 小松輝久
- 樹木からの便り<10> トチノキ / わらだやしき自然教室 代表 姉崎一馬
- 未知しるべ<5> 木材の木質バイオマスとしての利用 / 三重大学大学院生物資源学研究科 准教授 野中 寛
- 生きもの日誌<19> 身近な赤トンボたち−幻となりつつある日本の原風景−
- / NPO法人日本チョウ類保全協会 理事 高桑正敏
- 樹木の価値をつなぐ−私の樹木事始め− <9> 人をつくる森 /(株)日建設計 技術長 森山 明
- 自然再生事例<26> 役勝川における生物多様性に配慮した川づくり
- /(株)西日本科学技術研究所 東京事務所長 福留康智
記事内カラー写真
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