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2014年4月号 No.484号
特集・森林環境の活用を考える
「地球温暖化防止」など森林の多面的機能や森林資源の循環利用への理解を促すため、森林内での多様な活動を通じて人の生活や環境と森林との関係を学ぶ機会を提供する取り組みや、その活動を支援する財政・組織づくりが各地で進んでいます。
本号では、森林環境を活用する意義、取り組みの現状、課題を考えます。
表紙:ササの葉でミニ籠づくり(いわき市立田人第二小学校) / 写真提供:稲村雄太
目次
−特集・森林環境の活用を考える−
- 今日の課題・森林環境時代の創造 / 東京農業大学地域環境科学部 教授 宮林茂幸
- 森林環境を活用する意義と課題 / 岩手大学農学部 准教授 山本信次
- 森林の動植物をどのような視点で教材化するか?
- /北海道立総合研究機構 森林研究本部 林業試験場道東支長 佐藤孝弘
- 県民みんなで"こうちの森"を守るー高知県の森林環境税の取り組みー
- / 高知県林業振興・環境部林業環境政策課 福田 誠
- 「やまがた絆の森プロジェクト」/ 山形県環境エネルギー部みどり自然課
- 森の保育力/ 若草幼稚園 園長 堂本真実子
- 学校林を活用する森林環境教育−きりんこ探検隊の活動を通して−
- / 福島県いわき市立田人第二小学校 校長 酒井勝弘
- 森林環境活用−里山保全組織「猪鹿庁」の取り組み−
- / NPO法人メタセコイアの森の仲間たち 代表理事 興膳健太
- 林業家の思いと「遊学の森」−東京都西多摩郡檜原村から− / 専業林業家 田中惣次
−連載・記事−
- 生きもの日誌 <13> 春の女神ギフチョウ−人間活動に翻弄されてきた里山昆虫−
- / NPO法人日本チョウ類保全協会 理事 高桑正敏
- 悠久の樹木 <10>薫風香るオオクス−佐賀県座主のクスノキ−
- / 佐賀植物友の会会員 川浪 誠 悠久の樹木とは?
- 樹木の価値をつなぐ -私の樹木事始め-<6> 森をつくる(その2) /(株)日建設計 技術長 森山 明
- 自然再生事例<20> 持続可能な循環型社会を目指した試み
- /(株)相愛 会長・公立大学法人 高知工科大学 地域連携センター長 永野正展
- 樹木からの便り<7> カツラ / 姉崎 一馬
- 草木に学ぶ里山の自然再生 <51> コバノミツバツツジ / 麻生 嘉