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2013年4月号 No.472号
特集・森を育む
21世紀の社会が直面する地球温暖化、生物多様性保全などの課題解決に向かうアプローチの1つに多様なステークホルダーが森を育む活動に参加する動きが活発になりつつある。
企業CSR活動におけるNPOとの関係強化、森林管理者による市民参加方式の導入などがこれらの動きを加速させている。将来の森の姿を展望するなかで、様々なステークホルダーが森を育む活動に参加する現状、役割、課題を解説する。
表紙:日吉演習林の落葉広葉樹林
目次
−特集・森を育む−
- 21世紀型の森の育み / 東京大学名誉教授 太田 猛彦
- 2050年の森を育む / (独)森林総合研究所理事長 鈴木 和夫
- 国有林における国民参加の森林づくり / 林野庁国有林野部 石澤 尚史
- 庄内砂丘の海岸林の将来を考える / 山形県農林水産部森林課 梅津 勘一
- 王子グループにおける社有林の総合的な活用〜国産材ビジネスの新たな領域へ〜
- / 王子グリーンリソース(株) 山本 宏美
- 森林セラピーの役割と展望 / 医学博士・登山家 今井 通子
- 緑化推進の担い手としての緑サポーター養成 / (一財)日本緑化センター
−連載・記事−
- 林野庁が新しい組織に改編 / 小禄 直幸
- <新連載>樹木からの便り<1> サクラ / 姉崎 一馬
- <新連載>生きもの日誌<1> アオダイショウ〜農村の生活で人に一番近いヘビは、森の豊かさの目安〜
- / 兵庫県立大学教授 太田 英利
- 大学演習林からの便り<18>京都府立大学 京都府下の6 つの特色ある大学の森 / 京都府立大学 高原 光
- 自然再生事例<9> スギ皆伐跡地の自然再生活動/大分県庄内町 / (株)水野文化園 水野 貞明
- 草木に学ぶ里山の自然再生<41> マンサク / 麻生 嘉
- 英国の古木文化 / 瀧 邦夫
- 平成25年度事業計画が決まる