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ゴルフ場の樹木管理セミナー

NGK・GGG共同主催 平成23年度「ゴルフ場の樹木管理セミナー」

 

社団法人日本ゴルフ場事業協会(NGK)と公益社団法人ゴルフ緑化促進会(GGG)の共同主催で、「ゴルフ場の樹木管理セミナー〜ゴルフ場の貴重な樹木を健全に管理するための病虫害の診断と対策〜」を開催します。

 

※平成23年度のセミナーは修了しました。  ご報告はこちらです。

本年1月13日開催のゴルフ新年会で、2012年活動テーマとして「ゴルフ界は環境問題に積極的に取り組む」ことが提唱されました。地球温暖化への対応が世界的な課題として叫ばれている今日、日本ではゴルフ場の緑地としての機能が見直されようとしています。

ゴルフ場は、環境保全や生物多様性保全において大きな役割を果たしている貴重な緑地となっており、現在日本には約2,430のゴルフ場がありますが、その総面積は約27万ヘクタールで芝地と林地がほぼ半分の割合となっています。

約5割を占めるゴルフ場の樹林地は、個々の樹木が適正に管理されることにより、その機能を最大限に発揮します。日々成長する樹木の管理については、プレー面、芝草管理面並びに会員の思い入れ等を考慮した管理が要求されるため、各ゴルフ場とも様々な工夫やご努力を重ねられていることと推察申し上げます。

マツ枯れ(マツ材線虫病)による被害木の廃棄物処理問題に加え、近年はナラ枯れ(ナラ類樹木の集団枯死)という新たな病害も蔓延しています。また、木材腐朽病害などの深刻な病害もゴルフ場の樹木に見られます。

この大切なゴルフ場の緑地機能を維持し、更に高めることがゴルフ並びにゴルフ場の健全な発展に繋がるものであると考え、「社団法人日本ゴルフ場事業協会」(NGK)と「公益社団法人ゴルフ緑化促進会」(GGG)は、このたび協力して共同主催事業 『ゴルフ場の樹木管理セミナー』 を開催する運びとなりました。

 

このセミナーは、ゴルフ場の樹木管理(木材腐朽病害、マツ枯れやナラ枯れの防除等)について、ゴルフ場経営者、支配人、グリーンキーパー、造園建設業の皆様を対象に、基礎知識、防除技術の研修を目的に、当面5年間、毎年全国2ヶ所で開催する運びです。

初年度として、東日本地区セミナーを下記の通り開催いたしますのでご案内申し上げます。

 

ゴルフ場の緑

ゴルフ場の樹木管理セミナー〜ゴルフ場の貴重な樹木を健全に管理するための病虫害の診断と対策〜

 

日 時 平成24年3月30日(金) 13:00〜17:00 ※修了しました
場 所 東京国際フォーラム Gブロック7階/701会議室(東京都千代田区)
東京都千代田区丸の内3−5−1 (JR有楽町駅前)
参加費 3,000円
募集人数 100名(定員になりしだい締切といたします)
対 象

NGK会員ゴルフ場、GGG会員ゴルフ場他ゴルフ関係者、造園建設業者、樹木医 等

主 催

社団法人日本ゴルフ場事業協会(NGK)、公益社団法人ゴルフ緑化促進会(GGG)
協 力

(財)日本緑化センター

 

 

プログラム
12:30〜 受付
13:00〜13:10 開会の辞
13:10〜13:55
(45分)
ゴルフ場の樹木管理
濱野 周泰 : 東京農業大学造園科学科 教授
13:55〜14:40
(45分)
木材腐朽病害の診断と対策
阿部 恭久 : 日本大学生物資源科学部森林資源科学科 教授
14:40〜14:50 休憩
14:50〜16:05
(75分)
ナラ枯れおよび松枯れメカニズムに関する新たな視点からの考察
田畑 勝洋 : 岐阜県立森林文化アカデミー 客員教授
16:05〜16:50
(45分)
抵抗性マツの育成
山田 利博 : 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授(附属千葉演習林 林長)
16:50〜17:00 閉会の辞

 

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