診断実習のようす |
多様化する社会のニーズに応えるためには、一人一人の樹木医が様々な機会を通じて、診断、治療に関する知識、技術や樹木等の緑の再生技術を更に高めるとともに、得られた成果を実践し、一般の人に判りやすく伝える技術がますます重要となっています。
本講座は、それらの技術ー文章の書き方、伝え方、倫理観、機器診断、総合診断ーの基礎を一から習得するために企画いたしました。
対面式『とことん樹木診断実習[基礎編]』
実際に見て、聞いて、触れて、樹木医の仲間と一緒に学べます!
●概要
開催日 | 令和7年2月5日(水)〜7日(金)3日間 |
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会場 | 講義:オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1) |
参加対象 | ①原則、樹木医資格認定者 ②当センターのG.O.Aで、『樹木の調査・診断(永石氏)』、『樹木診断の実際 -目のつけどころと観察のカギ-(多田氏)』の2つを視聴していること(視聴は申し込み後で結構です。講習会までに視聴記録を提出いただきます)。
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講師 | 有限会社緑汎 多田 亨 氏 |
受講料 | 44,000円(税込)※交通費・宿泊費・飲食費は含みません |
CPD | 造園CPD:22.3単位、樹木医CPD:21.7単位(申請中) |
持ち物 | 筆記用具、クリップボード(用箋挟)、コンベックス(5m程度)、※メジャー(30m程度)、※ヘルメット、※鋼棒(ピンホール可)、デジカメ(スマホ可)、※双眼鏡(お持ちの方)、雨具、軍手、※ノートPC、名刺等。 ※マークのものは、必須ではありません。貸し出し用を準備しますが、数に限りがありますので、ご自身のものがあればお持ちください。 |
詳細 |
●カリキュラム内容(青字は実習・実技部分)
日程 | カリキュラム内容(※緑は屋外実習) |
学ぶ内容 |
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2/5 (水)
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①安全管理について |
①樹木診断を行う際の作業員の安全と第3者災害の 防止について学ぶ。 |
②現行の診断マニュアルの特徴と使い分け |
②樹木診断を行うにあたり、使用するマニュアルの 選定方法を学ぶ。 |
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③ 広域における樹木点検の流れと注意点 |
③樹木診断を行うにあり、点検から 外観診断、機器診断、改善措置の流れを学ぶ。 |
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④点検の実施方法(30分)(準備、道具、記録、分担等) |
④樹木点検を行うための準備と、チームでの 実施方法を学ぶ。 |
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⑤樹木の健全度と危険度についての点検(30分) |
⑤点検を健全度と危険度の2つの視点から実施し、 外観診断が必要な樹木を抽出する方法を学ぶ。 |
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⑥班毎に40本の点検実習と外観診断必要木の抽出(150分) |
⑥班で協力しながら、複数木への点検を実施し、 外観診断木を抽出する経験を得る。 |
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⑦点検結果の整理(班毎にとりまとめ) |
⑦班で協力しながら、点検結果の取りまとめを行い 外観診断実施の段取りを学ぶ。 |
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2/6 (木) |
⑧ 外観診断の実施方法とカルテへの記録方法について |
G 外観診断の実施の流れを把握し、 カルテの記入方法を学ぶ。 |
H機器診断が必要なケースと改善措置について |
H外観診断の結果を元に機器診断の指示や 改善措置へのつなげ方を学ぶ。 |
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⑩外観診断を実施する際の留意点 |
⑩外観診断を実施する際の留意点を学ぶ。 |
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⑪外観診断の実践(240分)(班ごとに実施) |
⑪班で協力しながら外観診断を実施し、カルテへ の記入経験を得る。 |
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⑫外観診断結果の整理方法と改善措置について |
⑫外観診断結果をカルテに取りまとめ、改善措置の 考え方について学ぶ。 |
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⑬外観診断結果の提出と報告の流れ |
⑬最終日の結果発表のやり方とルールについて学ぶ。 |
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⑭質疑応答と情報精査 |
⑭報告に向けて必要な情報収集の経験を得る。 |
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⑮外観診断結果の整理(班毎に実施) |
⑮報告に向けて班で協力して情報整理と報告準備の 経験を得る。 |
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2/7 (金) |
⑯樹木診断の結果発表(180分)(班毎に実施) |
⑯要点を絞って外観診断の結果と改善措置の説明を 行い、フィードバックを得る。 |
⑰樹木診断の結果発表(O)のふりかえり |
⑰各講師から結果発表を振り返ってのアドバイス を得る。 |
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⑱質疑応答と課題の整理 |
⑱講座全体を通じた疑問の解消と今後の課題の 整理方法を学ぶ。 |
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⑲地域に帰ってからの実践時の留意点(事例等を踏まえた参加者へのエール) |
⑲今後、受講生が診断業務を行うにあたっての 留意点を学ぶ。 |
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⑳樹木医保険について |
⑳街路樹診断事業者賠償責任保険についての 概要を学ぶ。 |
●お申込み方法
申込書をダウンロードし、ご記入のうえ、下記「お申込み先」までメール・FAX等にてお送りください。
申込の受付が完了次第、当方よりFAX、メール等で受付完了の通知をいたします。
受付期間 | 対面式:〜令和7年1月29日(水)締切(先着40名) |
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申込書 | word ※申込書に記載の注意事項等をご一読ください |
WEB式『樹木医技術普及講座WEB配信コース①②』
いつでも、どこでも、何度でも、見返して学べます!
●概要
配信期間 | 令和7年 2月1日(土)〜28日(金) |
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配信方法 | 動画配信(※Live配信ではありません) |
申込対象 | 原則としてオンラインで動画を視聴できる樹木医を対象とします → 確認動画はこちら |
視聴料 | 各コース 9,000円、両コースの場合は15,000円 ※テキスト代を含む |
CPD | 造園CPD・樹木医CPD:①5.4、②7.4単位(申請中) |
詳細 |
●プログラム内容
※R5配信内容と同内容ですので、ご注意ください。
配信時間 (分) |
項目 |
講師(敬称略) | |
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WEB コース ① |
90 | 学術論文作成の基本 〜文章のまとめ方から論文作成まで |
富樫 一巳 東京大学名誉教授 |
112 | 楽しく伝える樹木のふしぎ 〜専門用語を使わず伝える |
岩谷 美苗 NPO法人 樹木生態研究会 代表・樹木医 |
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120 | 樹木医(技術者)倫理 〜事例から倫理を考える |
細野 哲央 (一社)地域緑花技術普及協会 代表・樹木医 |
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WEB コース ② |
69 | 機器による樹木診断の現状と課題① <レジストグラフ> |
高村 聡 (一財)日本緑化センター・樹木医 |
114 | 機器による樹木診断の現状と課題② <ドクターウッズ> |
関 敏之 (有)グリーン巴 代表取締役・樹木医 |
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260 | 樹木診断総合解説 ・令和元年度の実施事例を基に解説・環境保全のための土壌改良 |
堀 大才 |
●お申込み方法
申込書をダウンロードし、ご記入のうえ、下記「お申込み先」までメール・FAX等にてお送りください。
申込の受付が完了次第、当方よりFAX、メール等で受付完了の通知をいたします。
受付期間 | WEB式:〜令和7年2月20日(木)締切(定員なし) |
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申込書 | |
お願い |
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お申込み・問い合わせ先
〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1-2-29 K,I,Hビルディング
(一財)日本緑化センター 講座事務局
TEL:03-6457-5218(資格・講座専用)/FAX:03-6457-5219
Email jumokui○jpgreen.or.jp ※○を@に変換してお送りください