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緑化樹木の剪定技術
不要な枝
![からみ枝(アキニレ)](images/02-p1.jpg)
![](images/hasami.gif)
一方向に伸びるべき枝が、ほかの主な枝にからむように伸びている枝。枝の根元から切り取る。
![逆さ枝(イヌシデ)](images/02-p2.jpg)
![](images/hasami.gif)
他の枝とまったく逆の向きに伸びている枝。樹形を乱すので、枝の元から切り取る。マツやウメなどでは残すことがある。
![ふところ枝(クスノキ)](images/02-p3.jpg)
![](images/hasami.gif)
樹冠の内部にある弱小な枝で採光や通風の妨げとなる。骨格となる枝を残して、枝の元から切り取る。
![徒長枝](images/02-p4.jpg)
![](images/hasami.gif)
勢いが極端に強い枝で、まっすぐに長く伸びる。樹形を乱すおそれがあるので、不要な枝は切り取る。ただし、古くなった主枝のかわりに利用できるので、よい位置のものは残して、先を軽く止める。
![胴吹き枝(ソメイヨシノ)](images/02-p5.jpg)
![](images/hasami.gif)
幹から新たに直接伸びだしてくる枝で、勢いが強い場合が多く、樹形を乱したり、その枝の位置より上部の生育を妨げる場合が多い。枝の元から切り取る。
![ひこばえ(サクラ)](images/02-p6.jpg)
![](images/hasami.gif)
地際から新たに出てくる枝で勢いが強く、樹形を乱したり、幹の生育を妨げる場合がある。できるだけ枝の付け根から切り取る。
![平行枝(クスノキ)](images/02-p7.jpg)
![](images/hasami.gif)
同じ方向に出ている上下ふたつの枝。単調な感じを与えるため、枝の付け根から切り取り1本にするか、どちらかを切り、長短になるようにする。
![](images/02-p8.jpg)
![](images/hasami.gif)
1か所から四方に出ている枝。樹形を乱すので、1本を残して他の枝を元から切り取るか、あるいは全部を切り取る。
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