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緑のリサイクル技術
有機物循環の最新動向−緑の循環シンポジウム記録集−
「公園緑地を核とした有機物の循環」をテーマに、当センターが平成15年に開催したシンポジウムをとりまとめ、同年9月に発行した冊子の中から、4つの記事を掲載します。
冊子詳細はこちら植物系発生材堆肥化等の動向
国土交通省国土技術政策総合研究所 環境研究部緑化生態研究室 室長藤原宣夫
道路・河川・公園での年間発生量・リサイクルの割合、リサイクルの意義、リサイクルの課題の3章で構成。リサイクルの課題では、堆肥化技術の普及、堆肥製造の効率化、需要と供給のバランス、多用途化への品質対応、プラントの経営・経済性、多様なリサイクル手法の推進、法律対応、事業のしくみづくりについて解説しています。
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公園緑地・道路緑化のリサイクル
千葉大学講師 中島 宏
平成12年度に国、都府県、学識経験者、業界の方が集まって、造園工事におけるリサイクルシステムの構築委員会を(社)日本造園建設業協会が開催。そこでまとめたものを中心に紹介。造園とリサイクル、緑のリサイクルの背景、造園とリサイクル、リサイクルの現状、内容、課題、リサイクル施設、品質管理基準、コスト等について記述しています。
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森のバイオマス利用−雑木林を中心として−
神奈川県自然環境保全センター 専門研究員 中川重年
公園から出てきた森林系のバイオマスをどう利用していくか、遊びの中で実践した例をあげながら記述。その背景として、神奈川県をはじめとした日本全国の里山の問題点と、諸外国の事例を含めて、なぜ里山を保全し、そのためにバイオマス利用がなぜ必要なのか、を考えます。
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畜産廃棄物を利用した有機物の循環 −八木町のバイオエコロジーセンターについて−
京都府船井郡八木町 農林課課長補佐 中川悦光
八木町の畜産業は、京都府下で第3位の生産量を占めています。今まで糞尿処理をするのに、畜産農家では野積みで処理していました。野積みすることにより、雨が降ると汚水が川に流れ込んだり、夏場にはウジ、蝿等の衛生害虫の発生があったので、…当初計画していた家畜糞尿のコンポスト施設だけではなく、嫌気発酵させて、その中からでてくる消化ガス中のメタンガスを使って発電し、それで施設内の電気エネルギーを賄っていこうという計画が進められました。(本文より抜粋)
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