一般財団法人 日本緑化センター

ビデオ資料編「緑のリサイクル技術」

以下の内容は、ビデオ資料編「緑のリサイクル技術」・（財）日本緑化センターをもとに作成しています。※現在、ビデオ「緑のリサイクル技術」は販売しておりません。

緑のリサイクルの意義

都市の緑は、夏に快適な緑陰をもたらし、光合成の働きによって大気中の二酸化炭素を取り込みます。さらに、高層建築物が作り出すビル風をやわらげ、野鳥に休息の場所を提供するなど、多彩な機能を発揮し、人間の生活にとってかけがえのないものです。

緑地や植栽地の管理作業では、剪定枝や刈り草などの植物廃材が発生します。これらの植物廃材は、これまで、主に廃棄処分されてきました。

しかし近年、焼却処分場の不足や、処分費用の高騰、あるいは不法投棄など、その処理に関する問題が出ています。

植物廃材は、すべてが再利用できる有用な資源です。チップや堆肥として土壌に戻し、再び植物に吸収させる緑のリサイクル技術が求められています。

植物廃材のチップ化

 

バークの堆肥化

分解の早い樹種と遅い樹種の一覧表、植物発生材の平均的な発生時期と堆肥化期間