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ポスターセッション <株式会社 ワールド測量設計>
本商品は、島根県地域振興部中山間研究センターにて発案された「樹木の内側を外側から機械を使用して判断できる方法及び装置」(特許出願中)を研究開発し商品化いたしました。 開発につきましては、島根県中山間地域研究センター、一般社団法人日本樹木医会島根県支部、一般社団法人街路樹診断協会、東京大学院農学生命科学研究科山田利博教授と弊社の“産・学・官”によって進めてまいりました。
▼ 特長
1.安全
専用ハンマーで打診するだけの非破壊検査法です。樹木に優しい検査です。
2.早い
1本の樹木に要する検査時間は1分程度です。1人で検査ができます。
3.小型・軽量
片手で持てる軽量な機器です。従来の検査機器では考えられないコンパクトさです。
4.簡単・客観的
今まで樹木医などの専門家でしか判断できなかった打診音を客観的な数値で評価できるようになります。
5.便利
検査データは、ぽん太の中に記録されます。Windows用の専用ソフトで帳票印刷が可能です。
▼ 計測原理
物には共振周波数(固有振動数)と呼ばれる、特定の周波数で振動する(音がする)特徴があります。これは樹木でも同じで、共振周波数は樹木の種類・直径で 決まることが過去の研究により分かっています。
そこで、樹木を専用ハンマーで打診し、その音を分析することで樹木の状態が診断できることが、この装置の原理となります。
また、樹木の腐れ(腐朽)により内部に穴があいたりすると、その共振周波数が空洞化の割合に応じて、左図のように減少することも確認されています。
そこで、計測した共振周波数が、健全な樹木の場合に対しどのくらい減少しているかを検出することにより腐朽率を測定することができます。
本装置では、これらの原理を利用して簡便に樹木内部の状態を診断することを実現しました。
▼ 使い方
1 樹木の選択 |
2 直径の入力 |
3 打診音の計測 |
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測定する樹種を選択します。樹種ごとに値が異なりますので正しい樹種を選んでください。 | メジャーで直径を測ります。測った直径を入力します。 数値の入力は指でできます。 |
リズミカルに専用ハンマーで5回打診します。 |
4 判定結果 |
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今まで測定したデータとともに、今回測定した結果が表示されます。緑の範囲に入っていれば、おおむね健全です。黄色、赤の範囲では精密診断を要します。 | ※別売の「データ分析・帳票印刷用プログラム」(Windows用)で帳票印刷が可能になります。 |
▼ 商品構成
ぽん太 |
ぽん太ハードギア<砂塵・防滴構造IP65準拠> |
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動作環境 | 温度: 0〜45℃ 湿度: 30%〜85% 雨天時を除く |
動作環境 | 温度: -20〜60℃ 湿度: 5%〜95% |
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動作時間 | 最大 約6時間 | 動作時間 | 最大 約8時間 | ||
サイズ | W 68.9(mm) H 116.7(mm) T 13.60(mm) |
サイズ | W 82.2(mm) H 144.2(mm) T 29.3(mm) |
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重 量 | 114.6g | 重 量 | 306.5g |
〒693-0013 島根県出雲市荻杼町274-2
TEL: (0853)24-8133 FAX: (0853)25-0299 URL:http://www.world-ss.co.jp/