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(財)日本緑化センターは、松林保護技術者の育成を図るため、平成17年から毎年講座を開催しています。 平成24年度は、松保護士等を対象に松林の適切な防除計画の策定と的確な防除の実施に必要な技術・知識の修得を目的とする、松林防除実践講座を石川県加賀海岸自然休養林、上木キャンプ場において、平成24年9月13日(木)、14日(金)の2日間開催します。
平成23年度(第7回)松林防除実践講座のご報告 1日目
当センターは、松保護士等を対象に松林の適切な防除計画の策定と的確な防除の実施に必要な技術・知識の習得を目的とする松林防除実践講座を、平成23年11月10日(木)〜11日(金)の2日間和歌山県美浜町において開催し、2日目の実習は煙樹ヶ浜保安林(町有林)で行った。 この講座には、全国の松保護士、樹木医、市町村の森林病虫害防除担当者、森林組合職員など総勢50名が参加した。
1日目は美浜町地域福祉センターを研修会場とし、13.00当センター小禄常務理事による開会の辞に続き、来賓として美浜町の上田収司副町長、和歌山県の竪一宏森林整備課長よりご挨拶をいただいた。 講座では、美浜町産業建設課の河合恭生係長から「美浜町における松枯れの現状と対策について」、和歌山県農林水産総合技術センター林業試験場の栗生剛主査研究員より「和歌山県における松枯れの現状と対策について」のご報告を受けた。 さらに、当センター瀧企画広報室長による「高田松原の再生に向けて」、林野庁森林整備部治山課の岸功規森林土木専門官から「海岸防災林の再生について」の特別報告、最後に、東京農業大学本山直樹客員教授による「松林に散布された薬剤の飛散実態と周辺住民の健康に及ぼす影響の評価」について特別講演をいただいた。
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