第5回松林防除実践講座のご報告 1日目
平成21年10月8日(木)、9日(金)の2日間福岡県岡垣町において開催された。岡垣町の三里松原は全域国有林であり、国有林では今回初めての開催となった。
この講座には、全国の松保護士、樹木医、市町村の森林病虫害防除担当者、九州管内の森林組合職員および地元岡垣町の三里松原防風保安林保全対策協議会など総勢80名が参加した。
1日目は岡垣サンリーアイを研修会場とし、13時より当センター瀧企画広報室長による開会の辞に続き、来賓として福岡森林管理署長、福岡県林業振興課長、岡垣町長よりご挨拶をいただいた。
この後、岡垣町農林水産課秋武重成係長の「岡垣町における三里松原への取り組みについて」、福岡県森林林業技術センター育林課平野賢一課長の「福岡県における松枯れの現状と対策について」、九州森林管理局森林整備課山部正富課長の「九州森林管理局管内の国有林における松枯れの現状及び市民と連携した松林保全の取組について」のご報告を受けた。
さらに、(独)森林総合研究所林木育種センター九州育種場育種研究室大平峰子主任研究員の「マツ材線虫病抵抗性クロマツ苗の特徴と使い方について」の報告、島根大学山本廣基学長の「農薬と環境科学」についてご講演をいただいた。参加者は研修後の交流会において意見交換等により親睦を深めた。
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九州森林管理局
山部森林整備課長 |
九州育種場育種研究室
大平主任研究員 |
第5回松林防除実践講座のご報告 2日目に続く