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グリーン・エ−ジ

2014年12月号 No.492号

グリーンエージ2014年12月号表紙
特集・樹木医技術の世界の水準を考える

わが国の樹木医制度は1991年に創設し、23年の歴史を有しています。英国では1964年に誕生した2つの組織が1974年に英国樹芸協会に統合され、専門技術者を育成しています。台湾では樹木医の手引き発刊が進行中であり、近い将来に樹木医制度の立ち上げを摸索しています。各国は歴史・文化的背景を受けて樹木医技術の開発と普及を図ってきました。本号では、海外における樹木医制度と技術の動向を伝えるとともに、樹木医技術の世界の水準について考えます。

 

表紙:「繁茂」油絵F20号
絵提供:三鍋 靖(12月号記事「野都合神社のクスノキ」執筆者)

 

 

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目次

  • −特集・樹木医技術の世界の水準を考える−
    • 樹木医分野における技術の国際化と地域への適用 / 日本大学生物資源科学部 教授 阿部恭久
    • タイ・チェンマイにおける樹木保護活動をとおしてみた樹木医技術の国際貢献における現状と課題
    •  / 東京農業大学地域環境科学部造園科学科 教授 濱野周泰
    • 韓国における樹木病院と資格認定制度の現状 / 三重大学 招聘教授 伊藤進一郎
    • 台湾における樹木管理技術の現状と課題 / アジア緑色文化国際交流促進会 台湾エリア執行長 セン鳳春
    • 英国における樹芸の歴史と資格制度の現状、樹木管理技術 / 株式会社葉守 深沢尚樹
    • 米国における樹木医制度・技術の現状と課題
    •   / 東京農工大学農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター 助教 渡辺直明
    • ニュージーランド、オーストラリアにおけるアーボリストの現状
    •  / (一財)日本緑化センター 企画広報部長 瀧 邦夫
    −連載・記事−
    • フランスからのペイサージュ便り<2> フランスにおけるアルボリストの現状と課題 /  水真洋子
    • 人と環境<4> サンゴ礁と環境問題 / 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 室長 山野博哉
    • 悠久の樹木<17> 野都合神社のクスノキ(香川県) / 画家 三鍋 靖 矢印悠久の樹木とは?
    • 未知しるべ<6> 意外と身近な発光生物 / 名古屋大学大学院生命農学研究科 助教 大場裕一
    • 樹木の価値をつなぐ−私の樹木事始め−<10> 崖の復権 / 株式会社 日建設計 技術長 森山 明
    • 樹木からの便り<11> サザンカ / わらだやしき自然教室 代表 姉崎一馬
    • 草木に学ぶ里山の自然再生<57> イヌセンブリ / (一財)日本緑化センター研究員 麻生 嘉
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