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2023年度 樹木と緑化の総合技術講座<後期> 概要
時間割 PDF122KB
講義科目・講師名 | 講義のポイント |
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樹木等の巡回・点検(安全管理)の実際 |
樹木等の育成と安全管理をとりまく現状の問題点や改善策について、野外の樹木を用いて具体的に解説する。 |
(座学)植栽基盤の調べ方 (実習)植栽基盤の調べ方と改良方法 川九 邦雄 土壌硬度計を用いた測定の様子 |
緑化植物の生育を大きく左右する植栽基盤(土壌)整備の設計・施工・管理について、具体的なデータと実例をもとに、各事業段階で必要な調査のポイント、進め方について解説し、その原理からすぐに役立つ実用上の要点を震災復興の特殊条件等も踏まえてわかりやすく解説する。 午後の部では、野外において各事業段階でポイントとなる調査内容を解説しながら、調査手順が明らかになるように実演し、そこで得られた調査データの解析を行う。
実施状況と受講者の声
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樹木の病害診断と対策 金子 繁 |
実習を通じて、緑化木に発生する病害の病原とその生態、及びその対策などを解説する。
実施状況と受講者の声
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樹木の虫害診断と対策 北島 博 森林総合研究所 昆虫生態研究室長 |
緑化木に発生する虫害の診断のポイント、その対策は何か。木の葉や幹、土の中などに産み付けられた虫の卵、幼虫や蛹、食害痕などを直接観察し、特徴を解説する。
実施状況と受講者の声
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樹木剪定の実際 古平 貞夫 (旧テ平園 代表) シラカシの生垣作成「仕立て工」の様子 |
高木剪定について、基本剪定(冬期剪定、基本樹形の骨格枝を作る)と軽剪定(夏期剪定、樹幹の乱れや混み過ぎを直す)の要領、常緑樹や落葉樹の特性を活かした剪定の要領を実演し、剪定の留意点を解説する。
実施状況と受講者の声
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樹木移植の実際 山下 得男 1)断根法による発根状況確認の様子
2)断根法による根鉢掘取りの様子
3)環状剥皮の発根状況の確認の様子
4)環状剥皮の実践
5)環状剥皮の処理の様子 |
高木移植の根回しと掘取について、根回しは鉢径の決め方、断根法の要領、林試移植法(環状剥皮、バーク堆肥の施用など)の要領を、掘取について、掘り下げ、整根、枝抜きの要領を実演し、移植の留意点を解説する。
また、昨年実施した林試移植法(断根法)による根回し一年後の発根状況を確認する。 (※現場の状況に応じて内容が変更となります。)
実施状況と受講者の声
1)断根法による発根状況確認
2)断根法による根鉢掘取り
3)環状剥皮の発根状況の確認
4)環状剥皮の実践
5)環状剥皮の処理
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樹木診断実習 堀 大才 1)グループごとの診断の様子 2)グループ発表の様子 |
樹木の健康度・衰退度・危険度の決め手となる診断項目毎の判定要領、カルテの作成方法、総合判定の考え方と手順について実習を通して解説する。 対象木を決め、受講者が樹木診断様式をもとに判定し、その結果をもとに討議する。
実施状況と受講者の声
1)グループごとの診断
2)グループ発表
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※講師及び内容について一部変更することがあります。ご承知おきください
後期講座の様子(つくば研修センター) |
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