平成19年講義イメージ page1 | |
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−平成19年度「樹木と緑化の総合技術講座」テキストより一部抜粋− |
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●目次 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■ 生き物を取り扱う技術の意義 講師: 福田健二(東京大学大学院教授) | |||
生き物とは 自然界ではさまざまな生物が、それぞれの生育環境、すなわち光・水・大気・土・温度などの無機的自然に適応して、また、さまざまな生物同志がお互いに関係をもちながら(有機的自然)ひとつのまとまりを作っている。これを生態系という。 自然界におけるあらゆる生物は、動物か植物かの何れかに属するというリンネの考え方が一般的であったが、その後微生物が発見されて生物界を3界、4界、5界に分ける説、さらに新2界説などが提案されている。これらは、いずれの場合も動物はひとつのまとまりであり、植物界について新しい区分を試みたものである。 生態系におけるそれぞれの生物の役割は、生産者・消費者・分解者とに位置付けられる。生産者は、太陽エネルギーを利用して光合成を行い、地球上で無機物から有機物を生産することのできる唯一の生物で、これが独立栄養生物、すなわち植物なのである。 このような生態系では、生物間あるいは生物と無機的自然との間で物質が循環している。従来、人間は、この自然の物質循環の中で自給自足の生活をしてきたが、生存の基盤となる食糧を自らの管理下に置くために、この自然の系と離れて人工の系を作り始めた。これらの系におけるエネルギーと物質の循環の法則性は、自然の系においてはエコロジーと呼ばれ、人工の系においてはエコノミーと呼ばれる。このようにして、人工の系が質的、量的に発達した国が先進国と呼ばれている。 |
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■ 樹木の構造と生理 講師:福田健二(東京大学大学院教授) | ||||
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■ 土壌動物と土壌の形成 講師:新島溪子(元 森林総合研究所多摩森林科学園) | |||||||
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