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−平成19年度「樹木と緑化の総合技術講座」テキストより一部抜粋−
 
 ●目次
ページ
講座名
講師
5
樹木移植の理論 堀 大才(NPO樹木生態研究会代表理事)
5
樹木剪定の理論 同上
5
樹勢総合診断 同上

5

緑化樹木・技術をとりまく最近の問題と課題

藤井英二郎(千葉大学園芸学部教授)


■ 樹木移植の理論 講師: 堀 大才(NPO樹木生態研究会代表理事)
   
  樹木のエネルギーサイクル
 樹木は秋の落葉期までに樹体の篩部や木部柔細胞の糖分濃度を上げて耐凍性を高めてから休眠に入り、翌春、蓄積した糖のエネルギーを使って発芽と枝葉・根の伸長を行い、さらに肥大成長も行う。展開した葉で作られる糖分は蓄積されず、すぐに成長に使われるので、5月〜7月中旬までは樹体内糖分濃度は極めて低い状態となっている。盛夏期となり高温と乾燥が続くようになると、地上部の上長成長はほとんど停止するが、光合成は盛んに行っており、その光合成で作られた糖分は、高温状態で生活することによる消耗を補うことと、幹の肥大成長及び根の成長にあてられる。秋になると見かけの成長は停止し、糖分エネルギーは越冬芽を充実させるとともに体内に蓄積される(図−1)。
   
 
図−1 樹木の体内エネルギー量、地上部成長量、地下部成長量の年間変化(堀 1998)
   
 

■ 樹木剪定の理論   講師: 堀 大才(NPO樹木生態研究会代表理事)
   
 

■ 樹勢総合診断 講師: 堀 大才(NPO樹木生態研究会代表理事)
   
 
1.診断のための概況調査
2.衰退度の判定
3.病気の診断
4.外観による樹木の危険度判定
 

■ 緑化樹木・技術をとりまく最近の問題と課題  藤井英二郎(千葉大学園芸学部教授)
   
  1.緑化樹木生産と設計・施工に関わる問題
2.植栽管理に関わる問題
   
 
藤井英二郎先生 藤井英二郎先生講義風景

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