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(社)日本の松の緑を守る会(以下、守る会)は、平成元(1989)年8月8日、創立十周年を機に、
5月8日を「松の日」とすることを発表しました。
「松の緑を考え、守り、植樹し、感謝する」意義ある日にするために制定されたものです
この経緯については、守る会の会報誌『日本の松の緑を守る』No.38(1989年12月20日発行)に記載されており、5月8日を基準にして、週間、旬間または月間の行事を、会主催、共催もしくは協力などにより行うとしています。以下に、「松の日」とした事由を、原文のままご紹介します。
@昭和56年5月8日、奈良県文化会館で第一回「日本の松の緑を守る」全国大会を開催したとき、高松宮殿下のおことばを賜り、五百名近くの参会者を得て、松に対する関心と熱意がひしひしと感じられ、これが当会発展の大きな基盤となった銘記すべき日である。
A松枯れの伝染源(マツノザイセンチュウ)を運ぶマツノマダラカミキリの出現を控え、対策準備期間中の最も重要な時期である。
B4月29日の「みどりの日」に続いて、松の緑が風雪を凌いで、最も輝く快適な季節である。
日本の松の緑を守る会は平成15年に解散となりましたが、日本緑化センターがその意思を引き継いで、マツの保護・育成に関するさまざまな取組を行っているところです。
祖父が大切にしていた樹齢2000年のオリーブの樹を、お金のために父親が売ってしまう。孫娘と仲間たちは、祖父のためにオリーブの樹を取り戻そうと、スペイン・バレンシアからドイツへの旅にでる。
実際に、樹齢1000年を超えるオリーブの古木が、このように売買されているという事実をきっかけに生まれた作品。
映画では、おじいちゃんが世話をして大切にしている樹齢2000年のオリーブの大木を通じて、おじいちゃんと孫娘が心を通わせ、自然との付き合い方や樹への思いが孫に引き継がれる過程が描かれる。
樹を売却したい息子たちに対し、おじいちゃんは言う。「元々 俺たちのものじゃないんだ 先祖の代からずっと 親から子へ託されてきた あの木はこの地に根付く歴史なんだ」。
この作品に登場する樹齢2000年のオリーブと、1000年以上の歴史をもつオリーブの林の映像は見ごたえがある。
日本にも樹齢数百年や1000年のオリーブが入ってきているので、機会があれば会いに行かれてはいかがだろうか。
シネスイッチ銀座にて上映中、他全国順次公開
2016年|スペイン映画|99分
原題:El Olivo|英語題:The Olive Tree
監督:イシアル・ボジャイン
脚本:ポール・ラヴァーティ
詳細 公式ウェブサイト
© Morena Films SL-Match Factory Productions-El Olivo La Película A.I.E