山形県の庄内海岸に広がるクロマツの林。長さ33Km、幅1.5〜3Km、面積2,500haの規模で、庄内海岸の大砂丘地帯を覆い、烈しい冬の季節風と飛砂を防ぐ壁の役割を果たして、庄内地方に住む人びとの生活を守っています。
「万里の松原」は、この広大な庄内海岸林のうち、酒田市北部、134haの地区に当たり、歩道や管理道、交流施設などが整備されています。
「万里の松原に親しむ会」は、平成13年7月に発足。以来、松陵地区をフィールドとして樹木管理や下刈り等の活動を行うとともに、周辺の小・中・高校に働きかけ、「万里の松原学校連絡会」を組織し、森づくりや保全活動などの環境教育の支援を行っています。
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