子供の松原再生プロジェクト2009 in 阿漕(あこぎ)が浦海岸
残っているマツの周辺に植え付け |
平成22年3月5日(金)三重県津市にある阿漕が浦海岸で、育生小学校の6年生75名、NPO法人阿漕浦友の会、地元住民の人たちに、当センター立花緑化技術部主幹も加わり約100名が参加して、卒業記念植樹が開催されました。
阿漕が浦は、歴史のある海岸なのですが、マツ枯れ被害によって浜辺のマツがどんどん少なくなっていました。友の会久米会長、田中校長のお話しを聞き、松保護士、中尾さんによるマツ枯れのしくみやマツ苗の植え方等の説明を受けてから、当センターから贈呈したマツの苗500本を参加者全員で植栽しました。
※阿漕が浦は、伊勢神宮へ供える魚をとる場所で一般民は禁漁。ある漁師が母の難病にきくという魚をこの海で取ったため命を落としたという浄瑠璃のお話しもあります。「阿漕」という言葉は、憐れさを離れて今はしつこくどん欲なことの意に転じています。
植樹区域を含む阿漕が浦の遠景 | 松保護士の中尾さん |
クロマツ苗の植え付け |
植樹に参加した子供たちからの手紙 PDF125KB