子供の松原再生プロジェクト2009 in 厳島神社
実行委員会のメンバー |
平成22年1月23日(土)、広島県廿日市市宮島にある厳島神社において、廿日市市内にある小学校4年生の児童と父母50名、はつかいちまちづくりスクール、子ども松原再生プロジェクト実行委員会の皆さんに、当センター瀧企画広報室長なども加わり、総勢約120名による抵抗性マツの植樹が行われました。
植樹場所は世界文化遺産・厳島神社の敷地内で、厳島神社および文化庁による了解を得るため1年越しのプロジェクト実現となりました。厳島には野生動物のシカが多く見られ、クロマツ苗木を植栽した場合、シカの食害を受けて育ちません。そのため、「子供の松原再生プロジェクト」としては例外として高さ3mの大きなクロマツを10本植えることにしました。
10時にプロジェクトはスタート、実行委員長森川さん、当センター瀧、厳島神社河野さんの挨拶に続き、松保護士村崎さんからマツ枯れ被害のこと、マツの植え方について説明を聞きました。1本のクロマツに子供たち5人、サポーター役の大人1人がそれぞれ、担当する樹木の所へ移動し、ほぼ子供たちの力で、植穴掘り、立て込み、埋め戻し、支柱への仮結束までを1時間余りでやり遂げました。子供たちの表情は輝き、一人一人が自分の思い出をしっかりと作りました。この子供たちが未来の宮島の松原を再生するきっかけをつくりました。
厳島神社河野さん | 松保護士の村崎さん |
植穴を掘る子供たち | 立て込み |
植え付けほぼ完了 | 最後はプロの出番 |
子供たちはマツ小冊子、記念品を受け取る | 大鳥居を背景に子供たちの願いが完成 |
植栽から3年経った平成25年3月。施肥を行いました。