平成20年度「子供の松原再生プロジェクト」を兵庫県南あわじ市で実施
吹上浜では約20年前から松くい虫の影響で、毎年100本以上のマツを伐採しています。そのため保安林としての役目を果たさなくなってしまった国立淡路青少年交流の家及び南あわじ市吹上浜教育キャンプ場の2か所で、「私たちの生活を守ってくれた美しい吹上浜の松林の復活を」をテーマに、マツ苗木を植栽し、松林を再生するプロジェクトを実施しました。
開催スケジュール・ちらし PDF11KB
子供の松原再生プロジェクト in 吹上浜
吹上浜鳥瞰 |
平成21年2月23日(月)、淡路島の最南端、兵庫県南あわじ市の吹上浜の中にある国立淡路青少年交流の家キャンプ場と吹上浜教育キャンプ場の2箇所で行われた子供の松原再生プロジェクト事業は、阿万小学校の6年生と3年生、父母、関係者の総勢120名と当センター小禄常務理事も参加し、無事に実施されました。
松保護士の宗實(むねざね)久義さんからマツにちなんだ話や植え方についてのポイントを興味深げに聞いた子供たちは、予定地に元気に散らばって抵抗性のマツを植えました。
養分をあまり必要とせず、その代わり菌根菌(きんこんきん)と呼ばれるキノコと共生するマツの木なので、肥料分として肥(こえ)ではなく、「大きくなってね。」というかわいい声(こえ)をかけてあげてねという宗實さんのアドバイスの通りに、子供たちは1本1本丁寧に植え付けました。