松原の今昔物語　内潟（うちがた）村防風林

　青森県

内潟村防風林（民有保安林）

所在地

　青森県北津軽郡内潟村大字薄市
　字沖原百十五番ノ一號
　 ※現　北津軽郡中泊町

沿革

　本保安林に関しては何等文献はないが、古老の言によれば、すでに天保年代（1830－1843）において、良好なる林相を呈し、住民又防風の効果を棄損せざるため伐採を停止し、大いに保護撫育に努めたという。
　明治維新官制の改正に伴い、官地に編入せられ、明治30年より保安林の取扱を受けることとなり、大正4年地元村社八幡宮に払い下げられ、現在社有に属する。

内潟村防風林
ブナ、ナラ、イタヤ、トチ等の潤葉樹^※1林にして樹齢60－100年、面積3町^※2余。本林は西風に対し50町、東風に対し40町の水田を保護し、昭和9年の凶作にあたり、一般に皆無作なりしも、東冷風を防止したる40町は優に5分作以上の収穫ありたり。
※1：広葉樹
※2：1町は約1ha

現在の内潟村防風林
	「現在地不明のため、わからず」（中泊町役場に確認）
	情報を募集しています。

	屏風山防風林

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