タイトルマツ再生プロジェクト マツ再生プロジェクトHOME 散策ガイドMENU
スペース
  8  

高田松原(たかたまつばら)

 

所在地

陸前高田市高田町字古川・気仙町字砂盛

 

規模

幅0.1km、長さ2km、面積21ha、樹齢100年

  岩手県  

指定

陸中海岸国立公園、飛砂防備保安林、潮害防備保安林、日本百景、国指定の名勝地

 

問合せ

陸前高田市都市計画課計画係 電話0192-54-2111(内線161)

         
 
高田松原
 
立地環境

広田湾に沿って、遠浅の弓形状をしている砂浜に、クロマツとアカマツ約7万本からなる松林が美しく調和する白砂青松の景勝地です。

松原の今昔物語 ゆったりと弧を描く、白い砂浜に連なる松林、その景色は多くの人々の心をとらえている
 かつてこの浜は、立神浜と呼ばれ、太平洋からの強風が吹きぬけ、砂が飛び散り、嵐の時は海水の飛沫が背後地の水田まで届いたという不毛の地でした。寛文7年(1667年)に高田村の豪商、菅野杢之助が砂浜の背後農地の防風、防潮のため仙台藩に松の植樹を願い出で植栽が始まりました。その後、享保年間には、今泉村の松坂新右衛門が隣接地に自費をもって松を植栽・管理しました。両翁の努力が実って、現在の高田松原の美林の基礎を築き上げたと伝えられています。
  リアス式海岸では珍しい約2km以上の砂浜と松林は、海水浴場としても東北有数で、好天時には一夏30万人近い海水浴客が訪れます。また、ハマナス、ハマエンドウなど多数の海浜植物の群落が見られ、海水浴以外にも四季を通して多くの人達の憩いの場となっています。その景色に高浜虚子や石川啄木も句や歌を残しています。
 

マツに関連するイベント

 

・高田松原植林の先人感謝祭(6月中旬)

 

・ビーチバレー大会(8月)

 

・花火大会(8月14日)

   

松に関連する商品

 

「まつぽっくり」(クッキー)菓子舗はなまきや

   

陸前高田の海や観光・イベントの詳細

 

陸前高田市観光物産協会ホームページ

   

商品・イベント情報は陸前高田市観光物産協会よりご提供いただきました。ありがとうございました。

 
高田松原
 
コラム

ハマエンドウ−コウボウシバ群集、ハマヒルガオ、コウボウムギ、ハマニガナ、ウンラン、オカヒジキなど。また、キノコではアミタケ、キンタケ、ハツタケ、ヌメリイグチなど、ほかにも動植物が見られます。眺望がよいのは市民の森(箱根山)の展望台、モビリアの展望台、本丸公園の展望台、気仙川河口付近。松林内に約2kmの遊歩道(ランニングコース)あり。付近には海と貝のミュージアム、気仙大工左官伝承館、オートキャンプ場「モビリア」など。

 
アクセス

●電車やバスの場合
JR大船渡線陸前高田駅下車徒歩15分
●車の場合
東北自動車道「一関」I.C.より国道343号線経由55分。駐車場有り。

高田松原位置図
 
 
   
 
先頭へもどる
トップページへ 日本緑化センターホームページへ

このホームページに掲載の記事・写真の著作権は財団法人日本緑化センターに帰属します矢印著作権について