09 | 宮城県 | 松ヶ崎潮害防備林(国有保安林) |
宮城県亘理郡吉田村字松ヶ崎
※現 宮城県亘理郡亘理町
伊達政宗在世当時の造成と伝えられている。維新後制度の弛緩により良木は伐採されたが、現在の林はその後の人工補植又は天然により更新されている。
本林の南は福島県境、北は牡鹿半島に及ぶ太平洋岸に沿う海岸林の一部分で、いずれの地域も潮害防備上及び防風上重要な林である。
松ヶ崎防風林(国有林)
赤松、黒松を主林木とする保安林で面積58.9町、樹齢10−200年、耕地200町歩、人家100戸を保護している。
松ヶ崎防風林(民有林)
記国有林に接続する黒松防風林。左側林下部は喬木(高木)で防風垣を設け、前方には麦わらで防風垣を作り、中央より右側に松枝を立て、いずれも防風林の機能を補いつつある。
現在も約23haが国有林(潮害防備保安林)に指定されています。
現在の状況は国有林野ホームページで知ることができます。→亘理町の国有林
松ヶ崎防風林の北側岩沼市、南側の山元町にも潮害防備保安林が続いています。→国有林野ホームページ
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