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06  岩手県
 
下谷地潮害防備林(国有保安林)
所在地
 岩手県下閉伊郡津軽石村大字赤前字下谷地
※現 宮古市
赤前部落から西方3町余の地点、津軽石川口東南部宮古湾の最頭部に位している。 ※1町は約109m
 
沿革
 旧藩時代(江戸時代)のことは詳(つまび)らかでないが、以前は南部氏の所領で、閉伊頼基の一族たる赤前治郎左衛門爲義主従27人が、延元元年(1336)に現在の大字赤前に来たり、ここに居城を築きこれを領したのである。後、寛永12年(1635)赤前四郎左衛門義乗の時、盛岡に移住したがその後も依然これを領して明治維新に至った。
下谷地潮害防備林位置図
1935年当時の地図 広域地図:PDF390KB
 
 江戸時代から防風林として取り扱われたもので、住持は現在の国有保安林の区域のみに限らず、付近一帯は防風の目的を以ってアカマツ、ケヤキ、ツキ※1等が植栽せられ、相当広大な面積を有し、その効果は遠く豊間根村方面にまで及んだと言い伝えられている。その後、人口の増加と共に次第に田畑に開墾せられ、国有林のみが残在したのである。※1:現在はケヤキの旧名とされているが、本文で何の木を意味しているか不明。

下谷地潮害防備林
アカマツを主林木とし、広葉樹を混交して防風を兼ねた潮害防備林。面積3.9町歩(約3.9ha)、樹齢20〜150年、耕地68町歩(約68ha)、86戸に対し風潮害を除き、昭和9年の凶作時において増収せり。
 

現在の下谷地潮害防備林
   上に掲載した70年前の地図をみると、「下谷地潮害防備林」は、現在の宮古市運動公園の脇にあったことがわかります。現在の松林との関係は不明です。
 国有林の指定は解除されています。

※宮古市にお住まいの方から情報・図をご提供いただきました。
  ありがとうございました。
下谷地潮害防備林
   
現在の地図

 
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